出版社内容情報
昭和九年と十年に長野県下伊那郡教育会で行われた三つの講義「古事記の研究」(一・二)と「万葉人の生活」を収める。「古事記研究の初歩」と著者自身が呼ぶ一般向けの入門講義を初めて文庫化する。
【目次】
古事記の研究
(第一 古事記の世界/第二 古事記の歌謡/第三 古事記の成立/第四 古代精神)
古事記の研究 二
(第一 古代倫理観/第二 民族性格の基礎/第三 推移と合理化と/第四 古事記に見えた民俗的要件)
万葉人の生活
(第一 万葉集分類の意義/第二 歌謡に現れた地方人の性格/第三 東歌の研究)
内容説明
どうかこの講義の後に、心を潜めて、古事記の研究を進めて頂きたい―。昭和九年と十年に長野県下伊那郡教育会で行われた三つの講義「古事記の研究」(一・二)と「万葉人の生活」を収める。「古事記研究の初歩」と著者自身が呼ぶ一般向けの入門講義を初めて文庫化する。
目次
古事記の研究(古事記の世界;古事記の歌謡;古事記の成立;古代精神)
古事記の研究2(古代倫理観;民族性格の基礎;推移と合理化と;古事記に見えた民族的要件)
万葉人の生活(万葉集分類の意義;歌謡に現れた地方人の生活;東歌の研究)
著者等紹介
折口信夫[オリクチシノブ]
明治20(1887)年、大阪木津に生まれる。天王寺中学を経て国学院大学卒業。のち国学院大学教授、慶応義塾大学教授。古代研究に基を置いた学問の領域は広く、国文学、民俗学、国語学、宗教学、芸能史にわたって独自の学風を築いた。昭和28(1953)年9月没。没後刊行の全集により芸術院恩賜賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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