中公文庫<br> 高座のホームズみたび―昭和稲荷町らくご探偵

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中公文庫
高座のホームズみたび―昭和稲荷町らくご探偵

  • 愛川 晶【著】
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  • 中央公論新社(2019/09発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122067752
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

真打ち昇進を目前に控えた二つ目・佃家花蔵が、高座で「一眼国」を熱演中に、酔客に片眼を殴打される災難に。花蔵の兄弟子・傳朝と梅蔵は長年の不仲を改め、花蔵のために一緒に協力し、花蔵を援助することを誓う。ところがその直後、今度は傳朝が夜道で暴漢に襲われる……。二つの事件の裏には、思いもよらぬ謎が隠されていた。名探偵・八代目林家正蔵の推理がまたもや冴え渡る、痛快落語ミステリー第三弾! 文庫書き下ろし。〈解説〉西上心太

内容説明

真打ち昇進を控えた二つ目・佃家花蔵が高座で「犬の目」を口演中、酔客に左眼を殴打され、廃業の危機に。佃家傳朝と梅蔵は長年の不仲を改め、弟弟子を援助することを誓うが、その直後、夜道で傳朝が命を狙われる。相次ぐ噺家受難の陰には思いもよらぬ真実が…。文庫書き下ろし。

著者等紹介

愛川晶[アイカワアキラ]
1957年福島市生まれ。94年『化身』で第五回鮎川哲也賞を受賞。トリッキーな本格ミステリーを基調としながら、サイコサスペンス、ユーモアミステリー、人情ミステリーと幅広く活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

64
このシリーズは「座布団探偵」の冴えや落語や寄席にまつわるあれこれも楽しめるけれど、落語の世界に入り努力しても落語の世界に居られなくなった人のその後の人生を知る部分も読みごたえがある。今回は特にそれを感じた。頭脳明晰、容姿端麗で落語もうまい人、愛嬌もあって周囲の受けもよく前途洋々の人、テレビでも売れて盤石な落語家としての未来があった人。一瞬の出来事で取り返しがつかないような状態になっても人生は続くし生き続けてみればその人生も悪くはないものなのだ。「一眼国」「犬の目」…シュールな噺ですね。2020/12/22

したっぱ店員

42
こちらのシリーズは紅梅亭のと比べるとやっぱり自分にはほんわかさが足りない。弟子同士、師匠と弟子の関係が濃密で息苦しくて…。とはいえ噺をからめて編まれる謎解きは興味をひかれてしまう。なんだかんだ言ってるけど、次も楽しみ。2020/03/24

Norico

18
稲荷町の師匠はかっこいいなぁ。『一眼国』に『犬の目』という「目」に関わる落語がテーマ。どちらも不思議な噺で、高座でみてみたい。シリーズで毎回出てくる、馬八さんが行きつけの「観音裏のもつ焼き屋」も美味しそう。どこかモデルがあるのかな?2020/07/23

ヘビメタおやじ

17
今回はかなり陰惨な暴行事件でした。ちょっと怪我の重大さに気持ちが引きました。今回もやはり謎解きより、落語蘊蓄のほうが楽しいです。落語界、師弟関係、さまざまな知識がちりばめられていて読み応えがありました。まあ、結局みんな、それなりに幸せになれたのでよかったです。2020/08/08

小梅さん。

14
なんだか切ない展開だった。 落語家さんの世界でも、そりゃ、師匠と弟子、弟子と弟子で、合う合わないはあるよね。 それで、簡単に、じゃ、あっちへ行きますができないのは、お互いに辛い。 落語が天下一品でも、即ち人格者ではないし、先に昇進する者への複雑な思いもあるだろうし。 それでも、正蔵ホームズの優しさ、最後に語られる関係者のその後に、大いに救われた。 2019/10/12

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