出版社内容情報
イエスが神の子であるのは、奇跡や神秘性ではなく真実と愛に基づくものである。四福音書の中で、最も古く、事実に即して、人としてのイエスの伝道の生涯を中心に記した「マルコの福音書」によるイエス伝を、作者マルコの意図を汲み取りながら、イエスの愛にあふれた言行を活き活きと映し出す。巻末に著者による「キリスト教早わかり」を収録。
内容説明
イエスが神の子であるのは、奇跡や神秘性ではなく真実と愛に基づくものである。四福音書の中で、最も古く、事実に即して、人としてのイエスの伝道の生涯を中心に記した「マルコの福音書」によるイエス伝を、作者マルコの意図を汲み取りながら、イエスの愛にあふれた言行を活き活きと映し出す。巻末に著者による「キリスト教早わかり」を収録。
目次
福音の始め
伝道の始め
戦闘の始め
伝道第二段
湖水の彼岸此岸
地方伝道
ゲネサレ行
異邦の彷徨
ヘルモン山
エルサレムに向かう
最後の入京
最後の論戦
最後の預言
葬の備え
最後の晩餐
ゲッセマネ
イエスの裁判
イエスの十字架
イエスの復活
キリスト教早わかり
著者等紹介
矢内原忠雄[ヤナイハラタダオ]
1893(明治26)年、愛媛県生まれ。旧制一高時代に、内村艦三の聖書研究会に入会、同校長の新渡戸稲造の影響を受ける。1917(大正6)年、東京帝国大学法学部卒業。1920(大正9)年、同経済学部助教授に就任。1937(昭和12)年、「中央公論」で日中戦争を批判する「国家の理想」を発表し、全文削除の処分を受けたことを契機に辞任。1938(昭和13)年、伝道用雑誌「嘉信」を発行。戦後に復職し、1951(昭和26)年、戦後二代目の総長(新生東京大学としては初代)となり、六年間務める。総長就任の翌年に警察手帳を奪った学生が学内で逮捕されるというポポロ事件が起こり、大学の自治を主張するとともに学生運動の暴力主義を諌めた。1961(昭和36)年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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またの名
チサエ
タカヒロ
ジャンルバルクイネー