中公文庫<br> 日本史のしくみ―変革と情報の史観

個数:

中公文庫
日本史のしくみ―変革と情報の史観

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122067004
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C1121

出版社内容情報

歴史とは変革の歴史であり、情報が歴史を動かす――。古代の倭国の大乱から第二次大戦後までを一二の時期に区分し、歴史を考える論点を提示する。編者に上田正昭、司馬遼太郎、原田伴彦、村井康彦を加えた多彩な執筆陣がユニークな視点から日本史のしくみを解き明かした記念碑的著作。

内容説明

歴史とは変革の歴史であり、情報が歴史を動かす―。古代の倭国の大乱から第二次大戦後までを一二の時期に区分し、歴史を考える論点を提示する。編者に上田正昭、司馬遼太郎、原田伴彦、村井康彦を加えた多彩な執筆陣がユニークな視点から日本史のしくみを解き明かした記念碑的著作。

目次

海と舟―倭国の大乱
馬とかじや―継体・欽明朝の動乱
歌と女―奈良朝の動乱
花と御霊―承平・天慶の乱
名のりと語り―源平争乱・承久の変
ぜにと念仏―蒙古襲来・南北朝
わびとふるさと―応仁の乱・戦国時代
鉄砲とかぶき者―関ヶ原・島原の乱
藩と浮き世―慶安の変・百姓一揆
白浪と黒船―幕末の内乱
切手とオッペケペ―自由民権同前後
旗と銀座―戦争と平和の時代

著者等紹介

林屋辰三郎[ハヤシヤタツサブロウ]
1914年(大正3)、石川県に生まれる。38年、京都帝国大学文学部国史学科を卒業。日本史研究会の発起・代表委員。立命館大学教授、京都大学人文科学研究所教授、同所長、京都国立博物館館長、日本学士院会員を歴任。90年、朝日賞受賞。98年(平成10)、死去

梅棹忠夫[ウメサオタダオ]
1920年(大正9)、京都市に生まれる。43年、京都帝国大学理学部卒業。京都大学人文科学研究所教授、国立民族学博物館館長を経て、同館顧問・名誉教授。専攻は民族学、比較文明学。理学博士。94年、文化勲章受章。2010年(平成22)、死去

山崎正和[ヤマザキマサカズ]
1934年(昭和9)、京都府に生まれる。京都大学大学院美学美術史学専攻博士課程修了。関西大学教授、大阪大学教授、東亜大学学長などを歴任。劇作家・評論家。2018年、文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Syo

28
なかなか。 かなり詳しく多面的。2021/05/20

CTC

7
2月の中公文庫新刊(改版)。もとは共同通信の69年年末からの月イチ連載で、林家辰三郎と梅棹忠夫、山崎正和の3人とゲストによる共同討議を下敷きにしている。単行本は71年。山崎氏がたまたま新幹線で社主 嶋中鵬二と遭遇し、即決だったという。本書は1年間月イチの企画なので12章構成だが、座談会のような簡単なものではない。まず時代を12に分けて其々の論点を予め決定し、それに対して林家氏あるいはゲストが基調報告をし、それをもとに皆で自由討議、コレを整理して参加者が其々小論文を執筆、さらに再検討して原稿になったそう。2019/12/24

まふ

6
京都大学卒業の日本を代表する歴史家、文化人たちが日本の歴史を形作ってきた根本事象、要因を大きく「変革」と「情報」の二つにまとめてこの切り口からの集団討議をしたその記録。全体的に要領よくかつ分かりやすくまとめた書である。碩学たちの議論は面白く、説得的かつ納得的であった。中でも梅棹忠夫の議論は刺激的であり、もっと彼の考え方を理解したいという気持にさせた。2020/02/11

紙狸

6
単行本初版は1971年。2019年2月に文庫本の改版発行。梅棹忠夫、林屋辰三郎、山崎正和が中心となった日本史の勉強会を踏まえ、各人が執筆。個人的に面白かったのは、道教が日本文化に与えた影響に着目している点だ。道教を背景とする陰陽道は、今も大安・友引・仏滅といった日取り、「恵方」など方角、丙午といった干支と運勢ーといった形で生きる。総括討論で梅棹は「道教はヒンズー教と同じく、哲学にならない宗教」、「仏教やキリスト教という世界宗教と対立する土着宗教」だと言い、この系列に「神道・道教・ヒンズー教」を位置付ける。2019/11/27

akamurasaki

3
約50年前に出版された本の復刻ですが、表紙に記された著作者たちの豪華な面子にまず圧倒されます。50年前の文章だけに卑弥呼をオールドミス呼ばわり(笑)するなど、またそれも時代が感じられて興味深かったです。2020/01/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13453337
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。