出版社内容情報
「本書の目的は、我が国にできるであろうカジノを含め、賭け事をするという人間が本来持っている『密やかな欲望』を充足する場所として、現在、世界の100か国以上で提供されている『適切に管理された賭博場』であるカジノを、カジノに馴染みのない日本人に、賢く、かつスマートに楽しんでもらいたいことに尽きる」(著者)。カジノのルールやマナーをわかりやすく示し、世界のカジノ事情を紹介しながら、IR推進法、実施法をもとに、日本でのカジノについて多面的に考察を加えた本書は、賛成派・反対派を含め、まずはカジノについて正確な知識を持ってもらうために最適な一冊である。
内容説明
世界のカジノ事情を歴史的に紹介しながら、ルールやマナーをわかりやすく示す一方、IR推進法、実施法をもとに、日本でのカジノについて多面的に考察を加えた本書は、賛成派・反対派を問わず、まずはカジノについて正確な知識を持ってもらうために最適な一冊である。必勝法も、意地悪なディーラーも存在しない。もしあなたがカジノ運営側なら:儲けるための四カ条。もしあなたがお客なら:賢い賭け方、賢い負け方。「神話」と「現実」を明らかにする。
目次
第1章 カジノの基礎知識(欧州型カジノとラスベガス型カジノ;カジノ側の稼ぎについての考察;カジノゲームのルール、遊び方、マナー(その1)
カジノゲームのルール、遊び方、マナー(その2)
カジノゲームのルール、遊び方、マナー(その3)
カジノゲームのルール、遊び方、マナー(その4))
第2章 カジノを巡る神話とカジノの運営(必勝法も、意地悪なディーラーも存在しない;もしあなたがカジノ運営側なら。儲けるための四カ条;もしあなたがお客なら。賢い賭け方、賢い負け方)
第3章 ヨーロッパのカジノとラスベガスのカジノ(ヨーロッパのカジノ;米国ラスベガスのカジノ;アジアのカジノ)
第4章 我が国にできるIRについての多面的考察(期待と現実とのギャップ;ギャンブル依存症問題の欺瞞)
著者等紹介
佐伯英隆[サエキヒデタカ]
1951年大阪府生まれ。東京大学法学部、ハーバード大学J・F・ケネディ行政学大学院卒。74年通商産業省(現経済産業省)入省。新映像産業室長、資源エネルギー庁国際資源課長、在ジュネーブ日本政府代表部参事官、島根県警察本部長、通商政策局審議官等を歴任し2004年退官。その後、京都大学公共政策大学院特別教授を経て、現在は同大学院名誉フェロー、イリス経済研究所代表、日本ゲーミングスタンダード協会代表理事などを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
in medio tutissimus ibis.
taras_saco
Akxvigs
-
- 電子書籍
- 不良がネコに助けられてく話【分冊版】 …