中公文庫<br> 小林秀雄

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中公文庫
小林秀雄

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122066564
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1195

出版社内容情報

小林秀雄は文学のみならず「人生の教師」だった――。高校時代に出会って以来、五十余年を超す交遊のなかで著者がとらえた稀代の批評家の思想・文学・生き方とは。評論からエッセイ、追悼文におよぶ全文章を収めた文庫オリジナル決定版。巻末に小林との対話二編を併録する。    解説・山城むつみ

大岡昇平[オオオカショウヘイ]
著・文・その他

内容説明

小林秀雄は文学のみならず「人生の教師」だった―。高校時代に出会って以来、五十五年に及ぶ交遊のなかで著者がとらえた稀代の批評家の思想・文学・生き方とは。批評からエッセイ、追悼文まで全文章を一冊にする。巻末に小林との対話二編を併録。文庫オリジナル。

目次

1(小林秀雄の小説;小林秀雄の世代;小林秀雄の書棚 ほか)
2(ソバ屋の思い出;文化勲章;旧友 小林秀雄 青山二郎 ほか)
3(大きな悲しみ―小林秀雄追悼;小林さんのこと;教えられたこと ほか)

著者等紹介

大岡昇平[オオオカショウヘイ]
明治42年(1909)東京牛込に生まれる。成城高校を経て京大文学部仏文科に入学。成城時代、東大生の小林秀雄にフランス語の個人指導を受け、中原中也、河上徹太郎らを知る。昭和7年京大卒業後、スタンダールの翻訳、文芸批評を試みる。昭和19年3月召集の後、フィリピン、ミンドロ島に派遣され、20年1月米軍の俘虜となり、12月復員。昭和23年『俘虜記』を「文学界」に発表。以後『野火』(読売文学賞)、『花影』(新潮社文学賞)『中原中也』(野間文芸賞)『事件』(日本推理作家協会賞)等を発表、この間、昭和47年『レイテ戦記』により毎日芸術賞を受賞した。昭和63年(1988)死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

双海(ふたみ)

19
「小林秀雄さま、」という弔辞が短くも悲しい。お互いを高め合うことのできる友人は大事だ。2019/05/07

原玉幸子

15
大人の小説を読み始めた切っ掛けの一冊が大岡『野火』で、小林が大岡の家庭教師だったことや、詩人中原中也と女性を取り合って、女性は小林と別れた後も中原の元には戻らなかった等のエピソードが、ガキの頃の彼等への漠とした記憶でした。その後、小林は短編エッセイ『人形』はいいが、骨董好きの酒飲みとの印象で、又、大岡『武蔵野夫人』は古い時代の感性しか感じなかったことでも、最近は「憧れ」が逆に振れた印象です。本書は、作品と呼ぶには程遠い小林に纏わる大岡のエッセイ他で、史料的な意味付けでしかありません。(◎2021年・春)2021/03/19

月をみるもの

15
高校とか大学の時の先輩には、年(というか学年)の差が一年であっても、一生(じじばばになっても)逆らえない、、ということがよくわかる。ランボーの詩をどこかで読んだことあるよなあ、、、とずっと考えてみた結果、「ぽっぺん先生と笑うカモメ号」の見開きにのってた福永武彦訳であったことを、ようやく思い出した。。 https://bookmeter.com/books/5276992020/08/24

渡邊利道

8
19歳で初めて出会ってからの交友を踏まえて様々な折に触れて書かれたいくつもの文章を集めた本。小林に多くのことを教えられながら、敬意を保ちつつも離れた場所で仕事を続けた著者ならではの冷静な筆致が、同時代の小林の存在の大きさをよく写しているが、何と言っても全編に横溢する大岡の毒舌ぶりがひどすぎて、昔の文学者というのはまったくもって口が悪いものだと呆れつつ感心した。悪口が常に即物的なのが成程作家本性をよく表している。2019/02/02

うえ

6
江藤淳『小林秀雄』「の執筆をすすめ、資料を提供したのはわたしである。…江藤氏がどう処理するか、正直、少し意地の悪い好奇心があったことを告白する。しかし…『私小説論』や『ドストエフスキイの生活』、戦争中の『文學界』同人の動きとからみ合わせて、一大交響曲に組上げたのである。そして、これは小林秀雄論として画期的なものとなった。…氏には小林の知らなかったイギリス流の知恵がある。それは火にはいっても焼けずに通過できるていの保守主義であって、フランスのシンボリズムの系統を引く小林の安住できないものである」興味深い。2022/08/11

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