出版社内容情報
篠山街道、久慈街道、甲斐わかひこ路、近江路など古き時代の面影を残す旧街道。「旅に出たいために旅行記を書くことにした」著者は、昭和三十一年、街道めぐりに着手した。史実や文献を辿りつつ歩き、その今昔を風趣豊かに描き出した紀行文集。
〈巻末エッセイ〉三浦哲郎「久慈街道同行記」
井伏鱒二[イブセマスジ]
著・文・その他
内容説明
篠山街道、久慈街道、甲斐わかひこ路、近江路など古き時代の面影を残す旧街道。「旅に出たいために旅行記を書くことにした」著者は、昭和三十一年、街道めぐりに着手した。史実や文献を辿りつつ歩き、その今昔を風趣豊かに描き出した紀行文集。
目次
篠山街道(京都府・兵庫県)
久慈街道(青森県・岩手県)
甲斐わかひこ路(山梨県)
備前街道(岡山県)
天城山麓を巡る道(静岡県)
近江路(滋賀県)
「奥の細道」の杖の跡(宮城県・岩手県・山形県)
著者等紹介
井伏鱒二[イブセマスジ]
本名・満寿二。1898年(明治31)、広島県に生まれる。早稲田大学、日本美術学校を中退。1929年(昭和4)、「山椒魚」「屋根の上のサワン」で文壇に認められる。38年(昭和13)、「ジョン万次郎漂流記」により直木賞を受賞。「鯉」「さざなみ軍記」「多甚古村」「丹下氏邸」「本日休診」(読売文学賞)、「遙拝隊長」「集金旅行」「漂民宇三郎」(芸術院賞)、「武州鉢形城」「黒い雨」(野間文芸賞)などの小説の他、詩集や随筆・紀行も数多い。66年(昭和41)、文化勲章受章。93年(平成5)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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