一迅社文庫<br> 星灼のイサナトリ

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一迅社文庫
星灼のイサナトリ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 305p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784758041386
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

砂に覆われた不毛の惑星。人類は科学文明の粋を集めた巨大な塔の中で暮らす人々と、過酷な自然の中で暮らす人々に二分されていた。砂漠の巨大な生物(鯨)と戦う鯨獲りの少女・ミルファの危機を救ったのは、空から降ってきた少年・那取洋だった。徴兵から逃れるために塔を脱走した洋は、斃れた鯨の腹の中から謎の少女・いさなを発見する。捕鯨船の一員となった洋を追って動き出した塔の軍に追い詰められ、いさなの秘められた力が覚醒する―。荒廃した大地の王者となった巨大な鯨と、砂漠の海をたくましく生き抜く人間たちを描いたファンタジー巨編、堂々の開幕。

著者等紹介

大樹連司[オオキレンジ]
1982年生まれ。茨城県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

柏葉

5
大樹連司なので、いつブラックになるのか恐る恐るしてたら普通にファンタジーで終わった。イラストも気合い十分。なんでこれ続きが出てないんだろう。2011/10/09

コオロ

3
異文化交流ロボットラノベ。この数年後に似たようなテーマの『翠星のガルガンティア』が始まったのが興味深い。大学でロシア文化を学んでいたから『コーカサスのとりこ』のことも思い出し、それが呼び水となって学生時代を回顧できる特別な一冊。2022/10/19

ちかもり@再出発

3
個人の力ではどうにもならない組織、不愉快な社会システム。そういった現実にフィクションの力で「爪を立てる」作家、大樹蓮司さんの異世界ファンタジーです。作者の扱うテーマは毎度重く、南北問題、「最前線」としての沖縄の現実など、ファンタジーでも現実社会をこっそり反映させているのが特徴。しかしあくまでライトノベルという形式を尊重して軽さも忘れられていないのが大変な魅力です。本作は残念ながら打ち切られてしまいましたがかなり設定が練られていたようで個人的には続きが読みたい作品の一つです。2014/04/18

タカユキ

3
ファンタジー巨編の名に恥じぬスケール。強化外骨格は男のロマン。続きが待ち遠しいです。2010/05/05

東晃

2
この設定と話の展開で続き出てないとか悪い冗談でしかないよな 星四つ2014/11/01

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