中公文庫<br> パンセ (改版)

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中公文庫
パンセ (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 743p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122066212
  • NDC分類 135.2
  • Cコード C1110

出版社内容情報

近代科学史に不滅の業績をあげた不世出の天才パスカルが、厳正で繊細な批判精神によって人間性にひそむ矛盾を鋭くえぐり、人間の真の幸福とは何かを追求した『パンセ』。時代を超えて現代人の生き方に迫る鮮烈な人間探求の記録。パスカル研究の最高権威による全訳。年譜、重要語句索引、人名索引付き。〈巻末エッセイ〉小林秀雄

パスカル[パスカル]
著・文・その他

内容説明

近代科学史に不滅の業績をあげた不世出の天才パスカルが、厳正で繊細な批判精神によって人間性にひそむ矛盾を鋭くえぐり、人間の真の幸福とは何か思索した『パンセ』。時代を超えて現代人の生き方に迫る鮮烈な人間探究の記録。パスカル研究の最高権威による全訳。年譜、重要語句索引、人名索引付き。

目次

精神と文体とに関する思想
神なき人間の惨めさ
賭の必要性について
信仰の手段について
正義と現象の理由
哲学者たち
道徳と教義
キリスト教の基礎
永続性
表徴〔ほか〕

著者等紹介

パスカル[パスカル] [Pascal,Blaise]
ブレーズ・パスカル。1623年、フランス生まれ。数学者、物理学者、哲学者。幼少の頃から数学に天分を発揮し、十六歳で『円錐曲線試論』を発表。「パスカルの原理」を発見するなど科学研究でも業績をあげる。後年は『プロヴァンシアル』の名で知られる書簡を通して、イエズス会を批判。1662年、没

前田陽一[マエダヨウイチ]
1911年(明治44)、群馬県生まれ。東京帝国大学仏文学科卒業後、パリ大学に留学。東京大学名誉教授。1987年(昭和62)、没

由木康[ユウキコウ]
1896年(明治29)、鳥取県生まれ。関西学院大学文学部卒業後、聖書と神学を学び、東京二葉独立教会(現・東中野教会)牧師として五十年間在任。1985年(昭和60)、没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

30
なんで読むことにしたんだっけ。14章924項目、700頁を超える分厚い本。パンセとは「思想」という意味らしい。キリスト教の宗教色が濃い。生まれた時から病弱で、39歳で死亡。有名なパスカルの定理など生み出した天才。「人間は考える葦である」などが有名。「葦」の文を含む「哲学」の章を中心に読んだ。心に残った項目をいくつかノートに書き写した。やはり天才だ。2021/11/19

かわうそ

28
護教論と呼ばれるだけあってキリスト教にすごく引き込まそうになる書物である。108「人間というものは、倦怠の理由が何もない時でさえ、自分の気質の本来の状態によって倦怠に陥ってしまうほど、不幸な者である。」アランも言っていたように人間の本性は遊んでいる子供をみれば一目瞭然である。ルールがなければ子供の遊びは悲惨なことになる。同じように人間の気質というのはどうも放っておくと、悪い方向に暴れだす。 人は自分の惨めさから騒ぎを求める。270「反対のあることが嘘のしるしでもなければ、反対のないことが真理のしるしでも2022/09/30

Ex libris 毒餃子

12
デカルトを神を信じていない旨で非難しているところからも、キリスト教の擁護書となっている。この時代の文章は結構、たらたら長くてしんどい部分があるが、アフォリズム形式だったので読みやすかった。2023/08/06

roughfractus02

9
幸福は安息にあるのだが、人は安息を怠惰とみなし仕事と気晴らしで不幸を避けることに固執し続ける。安息できないのは人の根底にある死への恐怖と生の不確実さにある。物体を極める科学精神すら不確実であり、偶然を排除しないという考えは、宗教的には人間の不完全性を強調するジャンセニズム的態度の表明であると共に、科学的には確率論的世界と理性と論理の可謬性を強調する。科学者としての著者は、人間理性によって世界の把握を目論む哲学を排し、神を信仰することで失うものがないなら神を信じる方に賭けると述べて理性と信仰の分離を唱える。2020/03/29

おおとろ

5
☆☆☆☆☆ 再読2022/12/23

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