中公文庫<br> 特捜検事―新編集版

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中公文庫
特捜検事―新編集版

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122066021
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

一般市民からの告訴・告発を受け付ける東京地検特捜部・直告係から、今日も立花検事に事件が回ってくる。小さな傷害や名誉毀損・詐欺・贈収賄・強制わいせつ事件として処理されるはずの案件が、なぜ殺人事件にまで変貌してしまうのか。立花検事の調書が今、紐解かれる! 直木賞作家が見つめた人生の黒い果実とは!? 昭和末期の名推理〈特捜検事〉シリーズから7編を再編集! 人生の真実に時代は関係ない。

三好徹[ミヨシトオル]
著・文・その他

内容説明

市民からの告訴や告発を受け付ける東京地検特捜部の直告係から、今日も立花検事に事件が回ってくる。小さな傷害や名誉毀損・詐欺・贈収賄・強制わいせつ事件等として処理されるはずの案件が、なぜ殺人事件に変貌してしまうのか。立花検事の調書が今、紐解かれる!直木賞作家が見つめた人生の黒い果実とは!?昭和末期の名推理が蘇る。

著者等紹介

三好徹[ミヨシトオル]
1931年東京生まれ。横浜国立大学経済学部を卒業後、読売新聞社を経て作家生活に。67年『風塵地帯』で日本推理作家協会賞を、68年「聖少女」で直木賞を受賞する。推理・サスペンス小説、スパイ小説、歴史小説、伝記小説など広範囲なジャンルで硬質な筆をふるう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

森オサム

37
著者初読み。著者は昭和42年に直木賞を受賞したそうで、その後も非常に沢山の著作があります。ただ、名前だけは昔から知っていましたが、今までは読む機会は無かったです。一昨年発売になった本作は「特捜検事シリーズ」4作からの傑作選と言う物で、昭和50年代に書かれている様です。意外と言っては失礼ですが、面白かったです。現在の感覚で見れば古臭く、若い方には合わないとは思いますが、今本読むのが好きな方々の多くは私の様な中高年の人達でしょ?(偏見すいません)。せっかく出た新編集版で、昭和に戻ってみてはいかがでしょうか?。2020/03/17

詩界 -うたか-

4
#読了◆名誉棄損だ――AV女優が愛人と書かれてしまい、まもなく選挙を迎える信吉にとって怒りと共に弁護士に相談する。だがその記事を書いたライターは殺されていて……誰の話が真実?【他】◆検事・立花を主人公としたミステリ短編集。この年代のシリーズらしい昭和作品感が出ていて、ちょっと私には読みづらかったです……。2020/06/08

ルドルフ

1
昭和の良き時代の話。といっても殺人事件はいっぱい出てくるんだけど。 衝撃的だったのは、話の核心ではなくて、検事が昼休み中にパチンコに行って景品でタバコを取ってくるシーン。 いい時代だったんだなぁ 2018/07/13

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