中公文庫<br> 高橋是清自伝〈下〉 (改版)

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高橋是清自伝〈下〉 (改版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 377p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122065666
  • NDC分類 289
  • Cコード C1123

出版社内容情報

失意の銅山経営から帰国した是清は、実業界に転身。銀行業界に入り、正金銀行頭取を経て、日銀副総裁へと出世する。折しも日露戦争が勃発、是清は祖国の命運を担い、外債募集のため、アメリカ、そしてイギリスへと赴くが……。破天荒な青春を経て財政の神様となった明治人の生涯。〈解説〉井上寿一高橋是清(1854?1936)安政元年(1854)、江戸・芝露月町の幕府御用絵師の家に生まれ、生後間もなく仙台藩士の高橋家の養子となる。慶応三年(1867)、藩命によりアメリカ留学。明治六年(1873)文部省に出仕し、その後、農商務省特許局長などを務める。明治二十三?二十四年にかけてペルーに渡り鉱山経営に携わるも失敗。帰国後、日本銀行に入り、日露戦争時は副総裁として英米にて戦時公債の募集に尽力。その後、日銀総裁を経て、大正二年(1913)、立憲政友会に入党。第一次山本権兵衛内閣蔵相、原敬内閣蔵相を経て大正十年、内閣総理大臣に就任、政友会総裁を務める。昭和二年(1927)田中義一内閣蔵相として金融恐慌の沈静化に手腕を発揮。その後も、犬養毅内閣、斎藤実内閣、岡田啓介内閣で蔵相を務めるが、在任中の十一年、二・二六事件に倒れる。

高橋 是清[タカハシコレキヨ]
著・文・その他

上? 司[ウエツカツカサ]
編集

内容説明

失意の銀山経営から帰国した是清は、実業界に転身。銀行業界に入り、正金銀行副頭取を経て、日銀副総裁へと出世する。折しも日露戦争が勃発、是清は祖国の命運を担い、外債募集のため、アメリカ、そしてイギリスへと赴くが…。破天荒な青春を経て財政の神様となった明治人の生涯。

目次

11 実業界への転身とその修業時代
12 日清戦争の頃―日銀馬関支店長時代
13 正金銀行支配人時代
14 正金副頭取から日銀副総裁へ
15 日露戦争の勃発
16 外債募集に使して
17 第五回外債成立までの経路と対英米独仏財界の回願
附録 高橋翁の実家および養家の略記

著者等紹介

高橋是清[タカハシコレキヨ]
嘉永7(1854)年、幕府御用絵師の子として江戸に生まれ、仙台藩足軽高橋家の養子となる。藩の留学生として渡米して苦学。文部省、農商務省を経て、日本銀行に入り、横浜正金銀行を経て、日銀副総裁に就任。日露戦争外債募集に成功した。日銀総裁に昇任後、山本権兵衛内閣の蔵相となり立憲政友会に入党した。大正10(1921)年、首相・政友会総裁に就任。都合七度蔵相を務める。金融恐慌ではモラトリアムを実施、恐慌を沈静させた。また世界大恐慌では、金輸出再禁止、国債の大量発行など積極財政による景気刺激策を推進した。昭和11(1936)年の二・二六事件で暗殺された

上塚司[ウエツカツカサ]
明治23(1890)年、熊本県に生まれる。神戸高等商業学校卒業。南満洲鉄道株式会社(満鉄)勤務を経て、大正9(1920)年、衆議院議員となり当選七回。その間、高橋是清農商務相の秘書官などを歴任。南米開拓事業にも携わった。昭和53(1978)年、死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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フンフン

6
自伝は1905年で終わってしまう。日露戦争の募債の苦心談。この債務の支払いに戦後の日本は苦しむことになる。太平洋戦争の場合は日本が惨敗したので、国債が紙くずとなって債権者は泣き寝入りしたが、勝っていたらどうする気だったのか。戦争で荒廃した中国から賠償金なんか取れるはずもないし、高橋是清を失った時点で日本は亡国確定だったね。 2024/04/08

ヨードー

2
日露戦争では、高橋是清がいなければ負けていたというぐらい偉大な人。ユダヤ系アメリカ人のジェイコブ・シフ、クーン・レーブ商会の社長と知りあい、英米で1000万ポンドの公債が可能になった。なぜ日本の肩を持ってくれたか。当時のロシアではユダヤ人か差別され虐殺の下にあり、ロシアのユダヤ人を救うために日本公債を引き受けたという。 ロスチャイルドも暗躍しており、ユダヤ陰謀の如くになってくるが、ロスチャイルドファンとしては嬉しくなってくる。2023/05/27

かっさん

2
高橋是清自伝(下) #読了 下巻。主に日清日露戦争の時期の外債発行を、外国の人々、日本政府とどのようなやり取りをしながら実現させていったか?を淡々と書いてある。相変わらず自伝感はない。ただ、発刊当時(1976年)には、一般には知られていないとが多く、より楽しめたものと思われた。 https://t.co/vqSAvvHQ5w2021/07/27

ひびきパパ

1
⭐️⭐️⭐️✨2023/11/25

チュルちゃん

1
面白かった。 日銀に勤めてやり直す所から始まる。 そして、日銀での仕事ぶりが仕事小説を読んでるかと思うくらい、業務を改善して成功させてた。 一方で熱心に銀行業務や法律を勉強していた。 川田総裁からの可愛がられようとか、(ロシアに反感を持ってたとは言え)シフ氏の急な協力などを観てると、この人は人を惹き付ける何かを持っていたのではないかと思う。かくいう自伝を読んだ自分も惹き付けられてる。 運がいいと思う、直ぐにやる、基本的には安請け合いしないといった今でも通ずる行動パターンを持ってるなぁと感じた。2020/08/31

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