中公文庫<br> 完全版 南蛮阿房列車〈上〉

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中公文庫
完全版 南蛮阿房列車〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122065192
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C1195

出版社内容情報

遠藤周作や北杜夫をはじめ、珍友・奇人らを道連れに、異国の鉄道を乗りまくる。ただ汽車に乗るためだけに、世界の隅々まで、鉄道旅を敢行。著者ならではの、ユーモアと臨場感が満載の漫遊紀行の歴史的名作。全二十篇を網羅した完全版登場。上巻は「欧州畸人特急」から「最終オリエント急行」までの十篇。

内容説明

遠藤周作や北杜夫をはじめ、珍友・奇人らを道連れに、異国の鉄道を乗りまくる。著者ならではの、ユーモアと臨場感が満載の漫遊紀行の歴史的名作。全二十篇を網羅した完全版。上巻は「欧州畸人特急」から「最終オリエント急行」までの十篇。

目次

欧州畸人特急
マダガスカル阿房列車
キリマンジャロの獅子
アガワ峡谷紅葉列車
カナダ横断とろとろ特急
特快〓(きょ)光號
元祖スコットランド阿房列車
地中海飛び石特急
降誕祭フロリダ阿房列車
最終オリエント急行

著者等紹介

阿川弘之[アガワヒロユキ]
1920年(大正9)広島市に生まれる。42年(昭和17)9月、東京帝国大学文学部国文科を繰り上げ卒業。兵科予備学生として海軍に入隊し、海軍大尉として中国の漢口にて終戦を迎えた。46年復員。小説家、評論家。主な作品に『春の城』(読売文学賞)、『山本五十六』(新潮社文学賞)、『井上成美』(日本文学大賞)、『志賀直哉』(毎日出版文化賞、野間文芸賞)、『食味風々録』(読売文学賞)など。95年(平成7)『高松宮日記』(全八巻)の編纂校訂に携わる。78年、第三五回日本芸術院賞恩賜賞受賞。93年、文化功労者に顕彰される。99年、文化勲章受章。2007年菊池寛賞受賞。日本芸術院会員。2015年(平成27)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さえきかずひこ

10
内田百閒を敬愛する著者が1975〜77年にかけて世界各国の汽車や電車に乗ったさまを軽妙に綴るエッセイ集。フランス〜ベルギー、マダガスカル、タンザニア、カナダ、台湾、スコットランド〜イングランド、スペイン〜モロッコ、チュニジア、イタリア、ギリシア、米国(フロリダ)、巻末ではオリエント急行に乗り、スイスのチューリヒからオーストリア〜ユーゴスラビア〜ブルガリアを経てトルコのイスタンブールまで旅する。国鉄が蒸気機関車を1975年に廃止したことを本書を読んで知った。北杜夫夫妻や遠藤周作、阿川の息子も出てきて楽しい。2020/04/01

さっと

8
阿川さんの乗り物エッセイはいろいろ読んできたけど、各出版社から出ていたシリーズをまとめた完全版が出たということでいよいよ内田百閒の衣鉢を継いだ南蛮阿房列車へ。『鉄道大バザール』の訳文では自身の英語を「汽車ぽっぽイングリッシュ」と謙遜し、本編でも同行した留学中のご子息からツッコミが入っているものの、単独でカナダの峡谷アガワに降り立つなど異国であることを忘れさせるぐらいにフットワークは軽くおしゃべりも弾む。汽笛やレール音のオノマトペ、ダジャレのように発音の似ている日本語に置き換える言葉遊びがおもしろい。2020/07/19

たつや

4
図書館にて、新編の文庫版を借りる。阿川佐和子さんの御父上、怖いイメージがあるが、文章は上手く、心地良く列車旅のお供が出来ました。海外の電車でなく列車旅というのが、おつでした。「鮨」という短編も電車出てきましたね。先生は本当に汽車が好きなんですね。他の本も読みたくなった。2023/04/24

kiiseegen

3
前々から古書で入手しようと思っていたが、新刊、完全版で読めるとは...嬉しい限り。下巻へ。2018/01/28

Kazuyuki Koishikawa

1
ただ電車に乗るだけしてトゥールーズまで行ってそこから飛行機で戻るのひょうげてる。 agawaという何もない駅で待つとか、ローカル線で降りて次の列車が来る待つ感覚とか分かる。2022/05/01

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