中公文庫<br> 保春院義姫―伊達政宗の母

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中公文庫
保春院義姫―伊達政宗の母

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  • サイズ 文庫判/ページ数 324p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122065178
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

最上家の義姫に婚礼の話が持ち上がる。相手は近年勢力拡大がめざましい伊達輝宗。後年、義姫は両家の間で引き裂かれる。後世の史家や大河ドラマにより「鬼母」とされた義姫だが、その真の姿は息子・政宗との不仲に苦しむひとりの孤独な母親であった――。山形在住の歴史作家がおくる、最上家と伊達家が織りなす家族愛と葛藤の物語。〈解説〉土方正志(「荒蝦夷」代表)

内容説明

東北の雄・最上家から伊達輝宗に嫁いだ義姫。後年、野心に燃える息子の政宗と兄・義光の間が一触即発の危機に陥り、義姫は己の命と引き替えに戦を止めるべく城を出た―。東北の地に平和をもたらした陰の功労者でありながら、「鬼母」とされた女性の真の姿とは。直木賞作家渾身の歴史長篇。

著者等紹介

高橋義夫[タカハシヨシオ]
1945年千葉県船橋市生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒。月刊誌の編集者を経て、執筆活動に入る。92年「狼奉行」にて直木賞(第一〇六回)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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