出版社内容情報
グアムの米軍基地で、海兵隊員が首を斬られる殺人事件が頻発。かつて日本の駐屯地で繰り返された惨劇との類似が指摘され、当時、捜査にあたった朝倉が召還されることに。はたして南国の闇にきらめく凶刃は、あの殺人鬼のものなのか!? 自衛隊出身の捜査官「オッドアイ」が活躍する大人気シリーズ第3弾!『斬死の系譜』改題
内容説明
グアム米軍基地で軍人を狙った首斬り殺人が頻発。数年前の日本で起きた惨劇との類似に、殺人鬼復活かと関係者は震撼する。米国海軍、空軍、中央保安局それぞれの思惑が交錯する中、かつて犯人に肉薄した朝倉が自衛隊警務官に身分を変えて招喚されることに!自衛隊出身の警察官「オッドアイ」が凶刃を追うシリーズ第3弾。
著者等紹介
渡辺裕之[ワタナベヒロユキ]
1957年名古屋市生まれ。中央大学経済学部卒業。アパレルメーカー、広告制作会社を経て、2007年『傭兵代理店』でデビュー。同作が人気シリーズとなり、以後アクション小説界の旗手として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
100
このシリーズ3作目で、4作目も文庫化されて私の本棚で読まれるのを待っています。どうも警察官とは言いながらいつも自衛隊や海外からの依頼(今回)で、自衛隊所属での活躍にっています。いっそのこと自衛隊のほうに鞍替えすればいいと思うのですが。1作目の事件を髣髴させる事件がグアムの米軍基地で起こりそこへ主人公が乗り込んでいきます。いつもながら強くて最後はパラシュートまで使って事件の結末を迎えるわけですが、本来の警察官の仕事ぶりを楽しみにしています。2019/02/20
future4227
40
オッドアイシリーズ第3弾。1作目の事件と類似する軍人を狙った首斬り連続殺人事件が発生する。以前の犯人は生きていたのか?それとも模倣犯か?またしても米軍、自衛隊、警視庁の非公式な合同捜査が始まり、当初の捜査メンバーが再召集される。グアムを舞台にオッドアイ朝倉の格闘技と捜査能力がいかんなく発揮される。今まで女っ気が全くなかった主人公に珍しく女性の誘惑が忍び寄り、少しばかりロマンスの要素が加わる。シリーズの今後が楽しくなりそう。それにしても韓国女性の海外売春問題は初耳だった。2018/12/29
ち~
29
シリーズ③グアムの米軍基地で首を切断される連続殺人が発生。離島から召喚された朝倉は再び国松、ハインズと合流。ヤツが生きていたのか!?朝倉さん、こんな時に色事はダメよ。国松さんにもう少し活躍が欲しかった。またまた満身創痍で任務完了。大活躍したのに離島に戻された朝倉さん、女の子にデレデレしちゃって、今作は色気づいちゃってるな。2024/05/24
shi-
15
今作の朝倉さんはちょっと控えめ!?でした。 途中犯人も予想が出来、ハラハラ感は少なかったかな? 後半、ちょっとスピードアップしたところであっという間のラストという感じでした。2018/02/09
まぁにぃ
12
オッドアイ第3弾。 今舞台はグアムの米軍基地。 1作目で死んだはずの奴が生きていた? NCISのハインズに呼ばれた朝倉は、米軍内の軋轢によってメイン操作から外される。 そして意外な犯人に気づく。 C17からのダイブは、ないよね~(笑)2018/05/13
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