内容説明
日本各地の一流ホテルや旅館、料理屋で味わう美味の数々。食材の良し悪しから、調理の仕方、使う器や盛りつけ、料理人の志にいたるまで、一流を知り尽くす二人が、真の豊かさを堪能する。旅の滋味と夫婦の妙味、ふたつが溶け合い絡み合う、大人の二人旅。
目次
旅は道づれ 雪月花
ご馳走様、京都ふたり旅
東京見どころ味どころ
金沢に伝統を訪ねて旅すれば
食いたやな小樽、札幌冬の朝
桜の熱海、伊豆山温泉
神戸、大阪味しぐれ
思い出の小豆島から広島へ
玄海灘はうまかった
雪を見たさに新潟へ
著者等紹介
高峰秀子[タカミネヒデコ]
1924年生まれ。五歳の時、松竹映画「母」で子役デビュー。文筆にもすぐれ、『わたしの渡世日記』(日本エッセイスト・クラブ賞受賞)など著書多数。2010年逝去
松山善三[マツヤマゼンゾウ]
1925年生まれ。岩手医学専門学校中退。脚本家・映画監督。「名もなく貧しく美しく」「人間の條件」「典子は、今」などの作品で、各種映画コンクール脚本賞、監督賞、外務大臣賞、東南アジア映画祭脚本賞、ジョンミューア映画祭グランプリ、山路ふみ子映画賞、テレビドキュメンタリー芸術祭文部大臣賞、民間放送連盟賞、イタリア賞などを受賞。2016年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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