内容説明
人の日記というのは、わたしはとても好きだけれど、こわいものだなとも思います。―恋愛小説や朗読にまつわる謎、キャベツやホットケーキとの瑞々しい出会い、妊娠・出産・子育てがもたらした疾風怒涛の日々…いつかは必ず失われてしまう時間を、優しくにぎりしめるように綴った著者唯一の日記的エッセイ三部作、ついに完結。
目次
1(春のかたち;僕はもう、うきうきしない;毛布にくるめば眠りのふさ ほか)
2(匂いは、いつも言葉の奥のなにかを;透明であることについて;純粋野球試合 ほか)
3(お料理地獄)
著者等紹介
川上未映子[カワカミミエコ]
1976年8月29日、大阪府生まれ。2007年、デビュー小説『わたくし率イン歯ー、または世界』で早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞受賞。08年『乳と卵』で芥川賞を、09年、詩集『先端で、さすわさされるわそらええわ』で中原中也賞受賞。10年『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞、紫式部文学賞受賞。13年、詩集『水瓶』で高見順賞受賞。同年『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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