出版社内容情報
花形弁士から映画俳優に転じ、子役時代の高峰秀子らと共演した名優が、真珠湾攻撃から東京大空襲に到る三年半の日々を克明に綴った記録。〈解説〉濵田研吾
内容説明
活動写真の弁士を皮切りに、子役時代の高峰秀子らと映画で共演するなど昭和を代表する芸能人であり、文筆家としても知られた著者が、真珠湾攻撃から東京大空襲にいたる約三年半の日々を克明に綴った記録。終戦までの四ヵ月を収録した既刊『夢声戦争日記抄 敗戦の記』の姉妹篇。
目次
昭和十六年
昭和十七年
昭和十八年
昭和十九年
昭和二十年
著者等紹介
徳川夢声[トクガワムセイ]
1894年(明治27)、島根県に生まれる。東京府立一中を卒業。1913年、活動写真弁士となり、独特の語り口で人気を集める。トーキーの出現後は漫談家また俳優として活躍し、戦後はラジオからテレビに進出。50年にNHK放送文化賞、55年に菊池寛賞、57年紫綬褒章を受ける。1971年(昭和46)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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