中公文庫<br> 信玄の軍配者〈下〉

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中公文庫
信玄の軍配者〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 268p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122059030
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

内容説明

武田晴信に軍配者として召し抱えられた山本勘助は、ついに戦国の表舞台に立った。鮮やかな戦略で次々と武田軍を勝利へ導き、晴信以下、重臣たちの信頼を勝ち取っていく。同時に、常勝軍団へとのし上がる武田軍。だが、家中には傲りが生じ始め、ついに武田家最大の危機を招くこととなる。戦の天才・山本勘助は、この窮地をどう切り抜けるのか!

著者等紹介

富樫倫太郎[トガシリンタロウ]
1961年、北海道生まれ。98年に第四回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー。伝奇小説、警察小説、時代・歴史小説と、幅広いジャンルで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

321
偏屈者であった山本勘助が、人として一回りも二回りも成長する様子が、戦国ならではの逸話を絡めて劇的に演出されている。千草を配したことで、日本人好みの浪花節が一層際立ち、少し予定調和過ぎるきらいもあるものの、話としてとても綺麗に纏まっている。深読みするならば、小太郎が著者のご子息を投影した人物像であったように、才を内に秘めながらも、それを奮うことなく不遇を囲い続けた勘助は、作家としてなかなか目が出ずに、前作でようやく光明を見出だした著者自身の姿を反映しているのではないだろうか。2021/06/22

yoshida

176
北条氏康と風摩小太郎が河越夜戦で起死回生の勝利を納め、信濃で武田晴信と山本勘助が塩尻峠の戦いで小笠原勢を粉砕し北信で村上義清と再び対峙する迄。山本勘助こと四郎左の今までの鬱憤を晴らすような活躍で武田家は南信濃を蚕食する。一方、風摩小太郎も河越夜戦で扇谷・山内上杉家を粉砕し、武蔵に覇を唱える。冷遇されていた曾我冬之助は四郎左の助けで再び生きる決意をする。冬之助が向かったのは越後長尾家。遂に三人の軍配者が名君の元に揃う。四郎左と千草が結ばれた場面が実に感動的だった。いよいよ川中島の合戦が近付く。期待大の作品。2017/09/17

優希

58
面白かったです。もう先が気になってしまい仕方ありませんでした。不遇の目にあっていた勘助が武田晴信の軍配者として召し抱えられ、今までの苦労が報われましたね。戦国の表舞台に立ち、采配を振るい、重臣たちの信頼を勝ち取っていく姿がまさにかっこよかったです。武田家最大の危機が訪れても小太郎の力を借り、一つにまとめあげていく腕は流石としか言えません。武田勢を最強軍団にのしあげて、大切な伴侶も得て、軍配者としても、人としてもいい結末を迎えられて良かったと思います。いい人たちに巡り合えて、最後はじんわりきました。2014/09/08

りずみぃ

56
これはもう戦国版少年ジャンプ。苦境に負けない勇気。諦めない心。心から信頼出来る仲間。尊敬に値するライバル。生き生きとした人物描写に疾走感ある展開。面白い筈です。爽やかな読後感に良い時間を過ごしたと思える作品でした。2015/11/27

かおるむつみ

48
板垣信形は新田次郎『武田信玄』同様、やはり、ここでも死んでしまうのか。史実、捻じ曲げて書いてくださいってくらい好き。途中、山本勘助と黒田官兵衛と勘違いして、幽閉いつされるんだろうと杞憂してしまった。武田の常勝軍団の失敗しながらも成長していく過程は、素晴らしい武将を失いながらも、否、だからこそ美しく素晴らしく、心に響く。読書でなかなか泣くことはないが、巻末の勘助と千草とのやり取りには、さすがに目が潤んだ。小説でくらい不幸せの人ほど幸せになって欲しい。謙信編突入。2017/02/13

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