内容説明
開国で国際社会に編入された日本は、欧米が牛耳る「世界」を必死に生き延び、日清・日露の戦を勝ち抜いて二十世紀を迎えた。だが新しい世紀は、世界大戦の惨禍と、共産主義という新たな局面で大きく揺すぶられていた。第一部「列強への途」、第二部「共産主義の世紀」と二部構成で描く近代日本の歩み。
目次
第1部 列強への途―1853~1918(「世界」への編入;「大国」の地位を賭けて)
第2部 共産主義の世紀―1917~1991(共産主義という素晴らしい未来;革命を遠く離れて)
著者等紹介
伊藤隆[イトウタカシ]
1932年東京都生まれ。東京大学文学部卒。同大学院人文科学研究科国史専攻修士課程修了。東京大学教授、亜細亜大学教授、埼玉大学教授、政策研究大学院大学教授を歴任。東京大学名誉教授。専攻は日本近現代政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 甦れ 孔雀警視 〈27〉 孔雀警視