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中公文庫
我が偏愛のピアニスト

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  • サイズ 文庫判/ページ数 321p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122058910
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C1173

内容説明

内外で活躍している日本人ピアニスト一〇人。彼らと語り合う至福のとき。同業者ならではの共感と切り込みで、互いの共通項、相違点を炙りだしていく。同じ現場を知る者だからこそ見えてくる真実がある。小山実稚恵、海老彰子、花房晴美、柳川守、練木繁夫ら登場。

目次

1(ドラえもんも好きです―岡田博美さん;日本人アイデンティティ―小川典子さん;指先談義でわかったレガートの秘密―小山実稚恵さん)
2(モーツァルトを弾くのは、魚をつかまえるようなもの―坂上博子さん;音楽に対して、絶対に自由でありたい―廻由美子さん;健全な耽美的精神―花房晴美さん)
3(魂をゆさぶられるピアニスト―柳川守さん;テクニックにしばられず、音楽を楽しむ―藤井快哉さん;人が見ていなくても咲く花もある―海老彰子さん)
対談 練木繁夫×青柳いづみこ―同級生の来し方、行く末

著者等紹介

青柳いづみこ[アオヤギイズミコ]
ピアニスト・文筆家。安川加壽子、ピエール・バルビゼの両氏に師事。フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京芸術大学大学院博士課程修了。1989年、論文「ドビュッシーと世紀末の美学」により、フランス音楽の分野で初の学術博士号を受ける。90年、文化庁芸術祭賞受賞。演奏と執筆を両立させ、著書には『翼のはえた指 評伝安川加壽子』(吉田秀和賞)、『青柳瑞穂の生涯』(日本エッセイスト・クラブ賞)、『六本指のゴルトベルク』(講談社エッセイ賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

9
筆者と親交のある日本のピアニストについて書かれています。いつもは結構毒舌家なのに、比較的筆致がやさしい感じがします。私にはここに書かれている方は若すぎてあまり存じ上げない方が多いのですが、少しづつ聴いていくことにしましょうか?2014/05/07

Hong Kong @新潮部2025

3
バイエルぐらいしか引けないので、実はよくわからなかった。旅行中に読む本がなくなったので、夫の本棚から借りた。なんでこの本読んだの?と聞いたら、仕事で、廻由美子さんの演奏を聞く機会があったらしい。 2016/11/26

ヤマセミ

2
ピアニストがピアニストに取材して書いた本だけに、深くて具体的で鋭くて、ピアノ愛に満ちてました。知らない若いピアニストもたくさん紹介されていて、そんな素敵な人がいたのか!聞いてみたい思いました。2017/06/17

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