出版社内容情報
古今東西の陸上戦の勝敗を決めた「兵器と戦術」の役割と発展を、豊富な図解・注解と詳細なデータにより検証する名著を初文庫化。〈解説〉惠谷治
内容説明
古代ギリシア・ローマからナポレオン戦争、日露戦争、二度の大戦を経てベトナム戦争、中東戦争に至るまで、古今東西の陸上戦の勝敗を決めた「兵器と戦術」の役割と、小銃・砲兵・装甲へと主役が移り変わったことによる戦闘のあり方の変遷を、豊富な図解・注解と詳細なデータにより検証する名著を初文庫化。
目次
第1部 古代から戊辰戦争まで(白兵と弓矢の時代;鉄砲、戦場に活動を始める;小銃、主役となる;砲兵への依存強まる;小銃、再び主役となる;明治維新を動かした力)
第2部 普仏戦争から第一次世界大戦まで(近代火力戦闘始まる;砲兵、戦闘の骨幹となる;砲兵、全盛となる―第一次世界大戦)
第3部 第一次世界大戦後から第二次世界大戦まで(模索の時代;装甲兵器、主役となる―第二次世界大戦前期;装甲と火力の並存の時代へ;白兵と火力の対決―大東亜戦争)
第4部 第二次世界大戦以後(火力と人海戦術;白兵と火力の結合;装甲と火力の戦い;一つの推論について)
著者等紹介
金子常規[カネコツネノリ]
1916(大正5)年生まれ。陸軍士官学校卒。四九期砲兵。自衛隊に入隊後、幹部学校戦術教官、特科群長、富士学校特科副部長を歴任。2000(平成12)年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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harass
44
兵器の発達と運用を世界史、戦史に沿って解説していく。古代の馬が引く戦車から、ミサイルが活用された中東戦争までを網羅する。やはりどの戦いも慢心が敗因なのか。後付けでなんとでもいえるが非常に悩ましい。非常に面白く読めたが、自分が軍オタだからだろう。一般人には?な用語が連発している。有名な戦いがばかりが多く簡潔に説明がある。しかし元寇の戦いや秀吉朝鮮征伐の具体的な戦いの様子がでてきてのけぞる。幕末の西南戦争や戊辰戦争などの様子なども。文庫になっていることに驚く。なんというマニアックな内容。2015/11/04
ヨーイチ
30
若い頃の道楽のせいで日銭稼ぎに追われる老後の日々、最近の楽しみはアニメとゲームで昔の奴で気に入った物を楽しんでいる事が多い。本当は廃人寸前まで行きたいのだがまぁそれは無理。行くが逝くになりかねない。ファンタジー系のRPGと共に戦術系ウォーゲームがお気に入り。小説迄手を出すとコチラの登録となる。例の「ガルパン」・アニメから戦車の知識が欲しくなり、さらにウォーゲームでは何故か第一次世界大戦の風土を模した作品に当たることが多く、歴史は元々好きなので格好の教本として本書を見つけた次第。続く2023/05/02
fseigojp
21
これ隠れた名著と思います 2018/12/07
文章で飯を食う
17
日本軍が白兵突撃を重視したのは、砲兵よりも歩兵の方が有力だと思ったから。また、経済的にも高度の機械化はできなかっただろう。もっと、遡れば日露戦争で勝ってしまったのが間違いと言えるかも。海で勝って、陸で引き分けぐらいが、その後の日本のためには良かったかも。あの徹底的に現実主義で兵士を大切にするイスラエルでさえ、勝ち過ぎるとまちがいを起こすのだから。これからの戦場はさらに兵器の寿命が短くなり消耗がはげしくなるだろう。経済的に耐えられない国は、ゲリラ戦やテロに走ることになるだろう。未来は進歩と言えるのか?2016/11/03
さきん
17
古代ギリシア・ローマからナポレオン戦争、日露戦争、二度の大戦を経てベトナム戦争、中東戦争に至るまで、古今東西の陸上戦の勝敗を決めた「兵器と戦術」の役割と、小銃・砲兵・装甲へと主役が移り変わったことによる戦闘のあり方の変遷。2016/01/09




