出版社内容情報
完全に封印され「密室」となった館で起こった一族6人殺しの犯人は、いったい誰か? 推理合戦が繰り広げられる館ものミステリの傑作、待望の復刊。
内容説明
完全に封印され「密室」状況となった館で起こった一族六人殺しの真犯人は、いったい誰だったのか。事件から一年後、真相を探るべく館にやってきた兄弟たちは推理合戦を繰り広げる。そして、また悲劇の幕が開いた…。恐怖と幻想に満ちた本格ミステリー。巻末に全著作リストを付す。
著者等紹介
今邑彩[イマムラアヤ]
1955年(昭和30)、長野県生まれ。都留文科大学英文科卒。会社勤務を経て、フリーに。1989年(平成元)鮎川哲也賞の前身である「鮎川哲也と十三の謎」に応募し、“十三番目の椅子”を『卍の殺人』で受賞。以降、推理小説を中心にホラーなどを手がける。2013年(平成25)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。