出版社内容情報
落語家として初の人間国宝になった昭和の大名人が、江戸文学の泰斗を相手に、芸、食、そして「粋」の本質に至るまで縦横無尽に語り尽くす。
内容説明
「噺家ってやつはひとりひとりでできる商売だからね、むかしからひとのふんどしで相撲とってきたからね」。落語家として初の人間国宝に認定された昭和の大名人・五代目柳家小さんが、江戸文学の泰斗を相手に、芸のこと、食のこと、そして「江戸の粋」の本質にいたるまで縦横無尽に語り尽くした名対談。
目次
序(夫婦ってむずかしいねえ(小林生代子(小さん夫人))
こういうカミさんもらうと得だよ(柳家小さん))
芸(ジャリの時分は…;噺家修業;芸ってえものは… ほか)
食(食い友だち(興津要)
そば
うなぎ ほか)
著者等紹介
柳家小さん[ヤナギヤコサン]
本名・小林盛夫。1915年長野県生まれ。33年四代目柳家小さんに弟子入り。太平洋戦争に召集され、帰還後の47年真打ち昇進し九代目柳家小三治を襲名し、50年五代目柳家小さんを襲名。72年七代目落語協会会長に就任。95年に落語家として初めての人間国宝に認定される。2002年に死去
興津要[オキツカナメ]
1924年栃木県生まれ。49年早稲田大学文学部国文学科卒。51年まで大学院に在籍、教育学部助手。56年同専任講師、59年助教授、68年早稲田大学教育学部国語国文学科教授、94年定年退任、名誉教授。専門は近世後期の滑稽本と明治期の落語、戯作、ジャーナリズム。99年に死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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シブ吉
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りエナガ
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飯田一史
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