内容説明
すべて物語は「昔むかしあるところに」にはじまる。世界の歴史も「昔むかし」あった物語である。さあ、それでは歴史をいまから語ることにしよう―。若き美術史家ゴンブリッチが、やさしく語りかける、躍動する物語としての世界史。上巻・原始から騎士の時代まで。
目次
「昔、むかし」
偉大な発明者たち
ナイル川のほとり
日月火水木金土
唯一の神
だれもが読める文字
英雄たちのギリシア
けたちがいの戦争
小さな国のふたつの小さな都市
照らされた者と彼の国
大きな民族の偉大な教師
偉大なる冒険
新しい戦い
歴史の破壊者
四方世界の支配者
よろこばしい知らせ
帝政のローマ
嵐の時代
星夜のはじまり
アッラーの神と預言者ムハンマド
統治もできる征服者
キリスト教の支配者
気高く勇敢な騎士
騎士の時代の皇帝
著者等紹介
ゴンブリッチ,エルンスト・H.[ゴンブリッチ,エルンストH.][Gombrich,Ernst H.]
二〇世紀を代表する美術史家。1909年ウィーンに生まれる。ウィーン大学で学んだのち、ナチス時代にイギリスに渡り、のちロンドン大学教授、ヴァルブルク研究所所長などを務める。2001年没
中山典夫[ナカヤマノリオ]
1940年生まれ。71年東京教育大学大学院修士課程修了、77年ドイツ・フライブルク大学学位取得。専攻はギリシア・ローマ美術史、筑波大学名誉教授。主要訳書にJ・J・ヴィンケルマン『古代美術史』(中央公論美術出版、2003年度地中海学会賞受賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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