中公文庫<br> 聴衆の誕生―ポスト・モダン時代の音楽文化

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中公文庫
聴衆の誕生―ポスト・モダン時代の音楽文化

  • 渡辺 裕【著】
  • 価格 ¥942(本体¥857)
  • 中央公論新社(2012/02発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 325p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122056077
  • NDC分類 762.06
  • Cコード C1173

内容説明

クラシック音楽の演奏会では厳粛に耳を傾けるという聴取態度は、決して普遍的なものではなかった。社交界のBGMだった18世紀、ベートーヴェンの神話化、音楽の商業化、軽やかな聴取…文化的、社会的背景と聴衆の変化から読み解く画期的音楽史。第11回受賞作。

目次

1 近代的聴衆の成立(序―近代的演奏会の光景;演奏会システムの確立;高級音楽と低俗音楽;神格化される「巨匠」たち)
2 近代的聴衆の動揺―一九二〇年代(環境を浸食する「複製」;自動ピアノの饗宴;大衆文化と「前衛」作曲家たち)
3 近代的聴衆の崩壊(カタログ文化の到来;商業主義の擡頭;音楽の大衆化と「精神性」の没落)
4 新しい聴取へ向けて(軽やかな聴衆の誕生;音の復権へ;消費社会の中の「クラシック」)
補章 七年後の「ポスト・モダン」

著者等紹介

渡辺裕[ワタナベヒロシ]
1953(昭和28)年、千葉県生まれ。83年、東京大学大学院人文科学研究科博士課程(美学芸術学)単位取得退学。大阪大学助教授などを経て、東京大学大学院人文社会系研究科教授(文化資源学、美学芸術学)。『聴衆の誕生―ポスト・モダン時代の音楽文化』(春秋社)で89年度サントリー学芸賞受賞、『日本文化 モダン・ラプソディ』(春秋社)で2002年芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞、『歌う国民―唱歌、校歌、うたごえ』(中公新書)で10年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。