中公文庫<br> 禁断

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中公文庫
禁断

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  • サイズ 文庫判/ページ数 308p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122055742
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

内容説明

惨殺された親友の元恋人は、名前も住まいも偽っていた正体不明の人物だった。一体その女は何者なのか。親友の死と関わっているのか。謎を追ううち、邦彦はいつしか女に惹かれていく。危険な愛の先にあるものは…!?渾身の長篇サスペンス。

著者等紹介

明野照葉[アケノテルハ]
東京都生まれ。1998年、「雨女」で第三十七回オール讀物推理小説新人賞を受賞。2000年、『輪廻RINKAI』で第七回松本清張賞を受賞、一躍、注目を集める。ホラーやサスペンスタッチの作品を得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tom

18
主人公、普通ぶってるけど、明らかに異常な人と関わろうとする方もよっぽど異常だよ…。別に親子の絆は絶対断てないものじゃないと思うし。オチであーぁって思うためだけの読書になってしまった。2016/02/19

マサキ@灯れ松明の火

13
邦彦の親友が惨殺された……その影には、親友の恋人の姿が見え隠れする…名を住まいを全て偽っている謎の女…親友の死の謎を追う邦彦も……その魅力に取り憑かれていく……禁断の獣を解き放ってしまった邦彦の人生の先に待ち受けるものとは…?2012/11/16

mami

12
何の捻りもない。2018/09/12

バーベナ

11
不幸の影をまとう女、なぜ彼女に惹かれるの~っ。対照的な芳香の賢さ明るさに、なぜ気が付かないの~ッ。他人のことならこんなにわかるのに、渦中にはいったら、もう見えない。恋って、怖い。それより怖いのは『血』。血脈は本人が選択できることではないけれど、それでも、邦彦と出会ったことで軌道修正するチャンスはあったのに。2016/12/09

James Hayashi

10
初読みの作家。親友が殺され、個人的に調査を進めるが、ある不思議な女性と被害者が付き合っていたことを知る。その女性に惹かれていく主人公に怪しい影が近づく。ホラーではないが、なかなか尾を引く怖さを見せられた。著者の他の作品も読んで見たくなった。10点満点中7点2013/11/25

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