中公文庫<br> SRO〈4〉黒い羊

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中公文庫
SRO〈4〉黒い羊

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  • サイズ 文庫判/ページ数 392p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122055735
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

内容説明

SROに届いた初の協力要請は、県警ではなく法務省からの人探し。自らの家族四人を殺害して医療少年院に収容されていた青年が退院後、行方不明になったという。一方、「警視庁のダーティハリー」こと針谷太一のもとにジャーナリストが現れ、過去の事件について取材に応じろと“脅し”をかけてきた。文庫書き下ろし・シリーズ第四弾。

著者等紹介

富樫倫太郎[トガシリンタロウ]
1961年、北海道生まれ。98年に第四回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー。「陰陽寮」シリーズや「妖説源氏物語」シリーズなどの伝奇小説、警察小説「SRO警視庁広域捜査専任特別調査室」シリーズなど幅広いジャンルで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

133
今回は針谷が主人公のようにスポットを浴びた。黒い羊、犯人と針谷の意外な共通点。社会の問題を何気なく切り取る、作家の構図がうまい。今回も良く出来てたなぁ。犯人の独白が怖い。読み終わったら、針谷・・・元気出せよ、と励まそう。中央線沿線にこだわる作者だった。2019/01/25

セウテス

67
SROシリーズ第4弾。偶数刊なので、本作は前作で護送車から脱走した最凶の連続殺人犯近藤房子の話ではない。しかしそこは作者が巧い、少しだがかなりインパクトのある出演を果たしている。本作は単なる行方不明なのか事件なのかが、最初は分からない始まりであり、SROによって事件の全容が分かってくる迄は、じりじりとした展開です。この物語りは、犯罪を1度でも犯した少年は、更正するのが難しいと言う話ではない。この世には、全く別次元の犯罪者シリアルキラーが存在する、という事なのだ。ラストは衝撃です、益々先の展開が待ち遠しい。2016/09/04

はつばあば

63
家族に「黒い羊」?、親でも子でも合わないものは合わないでしょう。まぁ私達庶民の家ではそんなことで気を揉めてるゆとりもヒマもないけどね。被害者と加害者って「袖振り合うも他生の縁」位のもので生死を分けるのよねぇ・・。昨日も北海道で無責任にも人を殺めた人が。本の中じゃシリアルキラーが怖いけど一歩外に出たら・・何が待ち受けているかわからない社会の方が怖い。ハリーが撃った犯人の従妹がジャーナリストで登場したのが、私にとって「房子が次の出番を待ってとぐろを巻いている状態」より怖かった。房子って何者?怖いのか面白いのか2016/06/22

GAKU

58
SROシリーズ第4作目。今回は若いシリアルキラーのお話。キャラが確立してきた毎回の登場人物達が笑わせてくれながら、相変わらずのエグイ事件を追って行きます。そして結末は期待通り、またあの彼がやってくれます。ワンパターン的とはいえ、今回も楽しく読ませていただきました。なんだかんだ言いながらこのシリーズ、結構はまってます。次回はまたあの近藤房子が登場してくるので、楽しみです。2016/05/25

きさらぎ

53
シリアルキラーの分析が興味深い。昨年の佐世保の事件の犯人なんか、まさしく”黒い羊”。この話の犯人の告白も、とても腹立たしく気分が悪いけれど説得力がある。近藤房子の潜伏生活の様子がちらっと出てきたが、使用している偽名が!!!ものすごい凶悪犯なのに、時々笑える行動をとるなー。 今回”家族”も重要ポイントで、メンバーそれぞれの家族の様子もたくさん出てきた。皆さんいろいろと問題を抱えているようですね。山根の見合い話も面白かった。2015/02/12

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