内容説明
ようやく式場も決まり、一安心…と思いきや、新居さがし、引っ越し、招待状の発送、新婚旅行の計画に、衣装合わせと、お互いの家族を巻き込んで、式の準備は果てなく続く。そしてようやく迎えた結婚式当日、ふたりは無事結婚式を終えることができるのか。結婚を巡る体験的ラブコメディ。
著者等紹介
新井素子[アライモトコ]
1960年東京生まれ。立教大学独文科卒業。高校時代に書いた『あたしの中の…』が第一回奇想天外SF新人賞佳作を受賞し、デビュー。1981年『グリーン・レクイエム』で、82年『ネプチューン』で連続して星雲賞を受賞、1999年『チグリスとユーフラテス』で日本SF大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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NAO
25
結婚式は悪いけど笑ってしまった。とくに入場シーンはそうくるかでした。素子さんの結婚式もこんな感じだったんでしょうか?楽しい本でした。とても懐かしかった^^2013/09/17
なゆ
14
めでたしめでたし!結婚式ひとつとっても、ふたりで何でも話していかないと乗り越えられないのね、としみじみ思いました。作者曰く「結婚っていいものだよ!」というお話らしいですが…ふたりの会話は楽しいというかめんどくさいというか(笑)結婚っていいものなんでしょうね2016/09/26
はなん
10
あー笑ったっ!関東ローム層で婚約破棄か?とか新婚旅行を忘れてるとか、もうもう、、相変わらずなふたりなんだから~って当たり前です。3冊バージョンとおんなじお話!(^^)どっちかというと3冊になってる以前の方が好きかも…と思いつつサクサク楽しく読み終えました。これが25年前…やっぱりそこが感慨深いと同時に、本当にすてきなカップルだと思います。金婚式までさあ、みんなでげんきでいよう!!ねっ♪2011/11/30
アイリーン子
6
ドタバタの結婚式編。私も神前式だったので自分の結婚式とダブる部分が興味深かった。結婚式直前に急にセンチメンタルな気分に襲われるのとかよく分かるし、でもバタバタしてゆっくり感慨に浸ってられなかった現実も併せて懐かしくもあったな。まぁ時代の違いはあれども結婚式経験者には「そうそうこんなだった」或いは「いや自分はこうだった」と近さや違いを、結婚式未経験者または未婚者には「昔の結婚式はこんなだったのかー」と楽しめるのでは。兎にも角にも大団円で良かった良かった。しかしまーほんっとに陽子さんは面倒くさい人だなぁ。笑2016/12/21
Ribes triste
5
結婚式をあげて一緒に暮らすまで、色々あります。ドタバタで大騒ぎですが、でも読み終わってしみじみ良かったねと言える本です。2015/08/08
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- 和書
- 日本と朝鮮半島との関係史