内容説明
深町が勤める負け組法律事務所に、ひき逃げ事件の容疑者が飛び込んできた。泥酔していたため記憶はないが、自分は運転しておらず無実だと訴える。相手は敏腕で知られる滝川検事。どう見ても勝ち目のない戦いなのに、松月所長は弁護を引き受ける。人の良さに呆れる深町だったが、松月の信念は事件の意外な真相を照らし出す…。文庫書き下ろし、痛快リーガル・ミステリー。
著者等紹介
大門剛明[ダイモンタケアキ]
1974年三重県生まれ。龍谷大学文学部卒。第29回横溝正史ミステリ大賞とテレビ東京賞をW受賞した『雪冤』で2009年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takaC
66
お伊勢参りしたいななどと思いながら読んでいたらイヤホンで聴いてたラジオのニュースで今年の伊勢神宮参拝者数が過去最高を記録したとのニュース。タイムリー。推理ネタには触れないでおこう。2013/10/02
達ちゃん
40
シリーズ2作目。真相が明らかになってタイトルの意味に納得です。深町VS滝川の今後の闘いにも期待大です。2019/09/27
鈴
25
負け弁シリーズ第2弾。1作目よりこっちが良かったかも。沈黙する証人…なるほどな。いろんな人の温かい気持ちが感じられて心地よかった。ラスト、白い紙の謎解きは正直嫌だった(^^;2012/11/05
マサキ@灯れ松明の火
23
負け弁シリーズ第2弾です♪深町代言先生‥だいぶ、伊勢に馴染んできたようですね♪刑事事件に対する「彼」の想いは…まだまだ迷走してますね…1度の「負け」が、深い心の傷となっているようです…しかしながら、外宮前法律事務所の個性的なメンバーに心の傷を癒されつつあるようです(笑)早く、本来の「深町代言」に戻って、滝川検事との法廷対決をして欲しいです♪頑張れ心優しき「負け弁」たち!!2012/07/23
み
20
さくさくと♪滝川さんへの興味倍増です。深町さんはステキなままですが。ただこのシリーズ何となく読んでる感じなのよね…。次も読むけどね^^;2015/04/30