内容説明
婚外恋愛に突然はまってしまった。妻と恋人のあいだで惑う二十三人の四十代男性たち。家族の絆を大事にしつつも、外に別に「恋」を求めずにはおられない、その繊細にして不器用、優柔不断にすら見える姿から浮かび上がる「男」という存在の悲しさ、そして切なさの正体とは。
目次
彼女と妻と、選べない苦しみ
ダブル不倫の苦悩
職場の彼女に揺れる
「家庭」はどこにあるのか
恋に落ちて、地獄を見た
あくまで、本気の「恋愛」
すれ違いと、回り道と
病気の妻と生きる
家族を捨てる重みと代償
妻と恋人への思いの違い〔ほか〕
著者等紹介
亀山早苗[カメヤマサナエ]
1960年、東京生まれ。明治大学文学部卒業後、フリーライターに。女性の生き方をテーマに、恋愛、結婚、性の問題に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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