中公文庫<br> 妻と恋人―おぼれる男たちの物語

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中公文庫
妻と恋人―おぼれる男たちの物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122055315
  • NDC分類 152.1
  • Cコード C1195

内容説明

婚外恋愛に突然はまってしまった。妻と恋人のあいだで惑う二十三人の四十代男性たち。家族の絆を大事にしつつも、外に別に「恋」を求めずにはおられない、その繊細にして不器用、優柔不断にすら見える姿から浮かび上がる「男」という存在の悲しさ、そして切なさの正体とは。

目次

彼女と妻と、選べない苦しみ
ダブル不倫の苦悩
職場の彼女に揺れる
「家庭」はどこにあるのか
恋に落ちて、地獄を見た
あくまで、本気の「恋愛」
すれ違いと、回り道と
病気の妻と生きる
家族を捨てる重みと代償
妻と恋人への思いの違い〔ほか〕

著者等紹介

亀山早苗[カメヤマサナエ]
1960年、東京生まれ。明治大学文学部卒業後、フリーライターに。女性の生き方をテーマに、恋愛、結婚、性の問題に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こたろう

5
不倫をする男性たちのルポ。こういうのを読むと結婚て何なんだろうな〜と考えてしまう。恋愛というイベントから結婚という生活に変わり、お互いの関係が変わっていくのは当然で、そういう中でこそ築いていけるものが確かにあると思うけれど、外に別の関係を求めてしまう気持ちも理解できるな。大半の人は理性で抑え込んで上手くやっていくんだろうけど、悲しいかな、契約で気持ちは縛れないってことか…。男性はというより人は弱いなぁと痛感。しかし妻の立場としては「おいっ」と思うような話も多かった。2011/11/04

逍遥遊

4
149-20160825-13 ここに出てくる男性の年齢が自分と合致していて参考になった。やはり男女で問題の視点が違うんだなというのが感想。浮気したオンナの理由はオトコにとって理解不能。というか、オトコも寂しかったからとか言えばいいんじゃないの?他人が何をしても関係ないから、揉めないにはそうするのが一番。しょせん夫婦は遺伝子的に他人だから。2016/08/25

竹園和明

2
不倫という淫靡な雰囲気に惹かれ、あるいは本当に心から伴侶以外の人を愛してしまって苦しい日々を送る人達のルポ。割と客観的に読めました。

じょりすん

2
結婚をして家庭があっても、奥様や子供が大事であっても、恋をするときにはしてしまうものなのだと、あらためて納得しました。恋を語る時の男の人って、きっとやさしくて寂しい目をしているんだと思います。そんな様子が本書からうかがわれました。女性版の不倫の話はよく目にするけど、男性側の気持ちを垣間見ることが出来てよかったです。2011/10/17

びせんて

1
「奥さんと私、どっちが大事なの?どっちを愛しているの?」「大事なのは妻。愛しているのはキミ」 妻と恋人が同時に溺れている。どちらを先に助けるか。2021/10/12

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