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中公文庫
日本美術応援団オトナの社会科見学

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122055094
  • NDC分類 702.1
  • Cコード C1170

内容説明

国会議事堂、東大総合研究博物館、東京国立博物館、そして鎌倉、長崎、奈良へ。日本美術応援団の二人が、目からウロコがぼろぼろ落ちる、オトナのための社会科見学にご案内。美術を見る目で観察すると、あたりまえの社会も面白くなる。その後実現した増上寺・五百羅漢展の様子も新収録。

目次

まえがき なぜ社会科見学なのか(赤瀬川原平)
国会議事堂―国会には現代美術がよく似合う
東京大学総合研究博物館―展示の基本は文化資源廃棄物
東京国立博物館―あなどれないぞ、常設展
聖徳記念絵画館・根津美術館―こうすれば美術が面白くなる
正福寺・増上寺―東京の寺には、お宝が眠っている
鎌倉―オトナの鎌倉、子どもの鎌倉
長崎―歴史と産業のチャンポン都市
奈良―観光客が行かない、おすすめの奈良
あとがき 「社会科」と「歴史」と「美術史」と(山下裕二)
文庫版あとがき鼎談(赤瀬川原平×南伸坊×山下裕二)結成!羅漢応援団

著者等紹介

赤瀬川原平[アカセガワゲンペイ]
1937年、横浜市に生まれる。画家、作家。武蔵野美術学校中退後、『櫻画報』その他のイラストレーションの仕事をする。79年、尾辻克彦の名で書いた「肌ざわり」により中央公論新人賞を、81年、「父が消えた」により芥川賞を受賞

山下裕二[ヤマシタユウジ]
1958年、広島県呉市に生まれる。東京大学大学院修了。明治学院大学教授。専門は室町時代の水墨画だが、96年に日本美術応援団を結成し、縄文土器から現代美術まで幅広く語る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶさん

5
まったく予備知識なく読んだが、おもしろかった。社会科見学といっても、それらしいのは国会議事堂ぐらいで、あとは美術・工芸中心だが、見方がユニークだと思った。国会議事堂とか東大の博物館とか、行ってみたい。2014/05/21

tako

4
'37年生まれで画家、作家の赤瀬川さんと'58年生まれの大学教授・山下さんの「オトナ」2人組が国会議事堂やお寺、美術館、博物館などを見学してその楽しさ、面白さについて語り合った対談集。面白かった♪指定されたルートではなく、人があまり注目しないような場所に入り込んで行って楽しさ、面白さを見つけてくる2人の姿勢に共感。好奇心に溢れた行動力に刺激を受けた。特に国会議事堂は面白そう!一般人も見学出来るようなので是非今度行ってみよう(^^)2013/06/22

スプリント

3
飄々とした赤瀬川氏と生真面目そうな山下氏のやり取りが楽しい対話集です。日本の美術に対して独特な切り口で薀蓄を披露していきます。TV番組でいうところのタモリ倶楽部のような雰囲気です。美術品の価格をライカで例えるなどクスリとする箇所が盛り沢山です。2013/12/06

三森紘子

2
国会議事堂見学に行きたくなった~!!2017/01/21

Sally

2
手堅く定番的に面白い。マニアックな空気が充満していそうな、東大総合研究博物館に行ってみたいなあ。手堅く、なんて思ったけど、もう新刊は読めないんだなあ。合掌。2015/01/16

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