内容説明
国会議事堂、東大総合研究博物館、東京国立博物館、そして鎌倉、長崎、奈良へ。日本美術応援団の二人が、目からウロコがぼろぼろ落ちる、オトナのための社会科見学にご案内。美術を見る目で観察すると、あたりまえの社会も面白くなる。その後実現した増上寺・五百羅漢展の様子も新収録。
目次
まえがき なぜ社会科見学なのか(赤瀬川原平)
国会議事堂―国会には現代美術がよく似合う
東京大学総合研究博物館―展示の基本は文化資源廃棄物
東京国立博物館―あなどれないぞ、常設展
聖徳記念絵画館・根津美術館―こうすれば美術が面白くなる
正福寺・増上寺―東京の寺には、お宝が眠っている
鎌倉―オトナの鎌倉、子どもの鎌倉
長崎―歴史と産業のチャンポン都市
奈良―観光客が行かない、おすすめの奈良
あとがき 「社会科」と「歴史」と「美術史」と(山下裕二)
文庫版あとがき鼎談(赤瀬川原平×南伸坊×山下裕二)結成!羅漢応援団
著者等紹介
赤瀬川原平[アカセガワゲンペイ]
1937年、横浜市に生まれる。画家、作家。武蔵野美術学校中退後、『櫻画報』その他のイラストレーションの仕事をする。79年、尾辻克彦の名で書いた「肌ざわり」により中央公論新人賞を、81年、「父が消えた」により芥川賞を受賞
山下裕二[ヤマシタユウジ]
1958年、広島県呉市に生まれる。東京大学大学院修了。明治学院大学教授。専門は室町時代の水墨画だが、96年に日本美術応援団を結成し、縄文土器から現代美術まで幅広く語る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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