内容説明
最初の人工素材であり、人類を魅了し続けてきたガラスは、作られた時代や社会をそのまま反映する。消え去った古代ガラスを著者自ら復元しながら、その辿ってきた道を克明に追跡し、長い歴史と世界的な文化交流を明らかにする。
目次
序 奇蹟の旅人―ガラス
1 五色の玉
2 ローマン・グラスの広大な貿易網
3 正倉院の宝物とサン・マルコ大聖堂の秘宝
4 断絶の時代を繋いだイスラーム・グラス
5 ヨーロッパ近世のガラス
6 近代のガラス
7 現代のガラス
著者等紹介
由水常雄[ヨシミズツネオ]
1936年徳島県に生まれる。早稲田大学大学院博士課程修了(美術史)。プラハ・カレル大学大学院留学。成城大学、和光大学、多摩美術大学、早稲田大学、岩手大学等の講師、国立台湾芸術大学客員教授を歴任。81年東京ガラス工芸研究所(プロ作家養成校)を設立。84年能登島ガラス工房設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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