内容説明
ある朝、作家・鈴木小夜子は桜の舞う歩道橋の上にいた。ひどい二日酔いに見舞われ、昨晩の記憶はない。手には札束が入った見知らぬバッグ、そして現れる不思議な美青年…。謎と酒に酔いしれる、一夜限りのファンタジックなミステリ。
著者等紹介
西澤保彦[ニシザワヤスヒコ]
1960年高知県生まれ。米国のエカード大学創作法専修卒業後、高知大学助手などを経て執筆活動に入る。95年には本格ミステリ作品『解体諸因』でデビュー。以降、SF的設定と本格推理の融合や、パズラー的推理など、独自の作風で知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ダイ@2019.11.2~一時休止
100
ヤケになった女性の物語?。ミステリー色はうっすら。これはチョット・・・。2015/12/13
papako
42
西澤保彦強化月間。はずれ。女性のイタい描写はわかるけど、読んだ後、何も残らなかった。次はずれだったら、どうしよう。。。2015/10/15
coco夏ko10角
28
著者の作品は多分30冊以上読んでるけど、今までで一番っていうくらい文章のノリが軽かった。ミステリ…要素がないわけでもないかもしれんが、それよりもめちゃくちゃ酔っ払ってる40代半ば独身女性による愚痴がメインといった感じ。2015/08/05
おうつき
23
酔っ払って記憶を無くした女性が手にした大金と、その後遭遇した美青年。著者が書きたいものを存分に書いているのだろうなというのは伝わってくるが、流石に構成がめちゃくちゃすぎる笑。西澤緒作品に出てくるジェンダー描写は感心させられる事もあるが、これに関してはどこに向けて書いているのかよく分からなかった。ミステリー部分も取ってつけたような感じになってしまっている。2021/04/06
なっちゃん
13
借りた本で読んでみたけど、結構長いこと、グズグズと同じような事が書かれてて…超流し読みしました。2014/07/24