内容説明
冷戦後、体制の解体と民主化に世界は揺れ動いた。グローバリズムの潮流と紛争が続く地域問題の間で、新世紀はどこへ向かうのか?核削減や軍縮・環境問題・情報化などの課題を踏まえ、現代の新たな指標を探る。
目次
1 ペレストロイカ・ソ連崩壊・ロシア
2 ヨーロッパ再生
3 地域再生と地域紛争
4 アジア社会主義の苦悩
5 韓国と台湾
6 東南アジア・ASEAN・APEC
7 アメリカの世紀は続くのか
8 国際組織の発展
9 模索する日本
10 二十一世紀の挑戦
著者等紹介
下斗米伸夫[シモトマイノブオ]
1948年、北海道札幌市生まれ。71年、東京大学法学部卒業、78年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。モスクワ大学、バーミンガム大学留学、成蹊大学を経て、法政大学法学部教授。この間、ハーバード大学、ロシア科学アカデミー、LSEなどで研究。朝日新聞客員論説委員、日本国際政治学会理事長も務める。専攻はソ連政治史、冷戦史、ロシア政治
北岡伸一[キタオカシンイチ]
1948年、奈良県生まれ。71年、東京大学法学部卒業、76年、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。81~83年、プリンストン大学国際問題研究所客員研究員。立教大学教授などを経て、東京大学大学院法学政治学研究科教授。2004~06年、国連次席大使、2006年~「日中歴史共同研究委員会」日本側座長、2009年~「いわゆる『密約』問題に関する有識者委員会」座長などを務めた。主な著書に『清沢洌』(サントリー学芸賞)、『日米関係のリアリズム』(読売論壇賞)、『自民党』(吉野作造賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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佐島楓
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