中公文庫<br> 裂壊―警視庁失踪課・高城賢吾

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中公文庫
裂壊―警視庁失踪課・高城賢吾

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  • サイズ 文庫判/ページ数 459p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122053250
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

内容説明

半年に一度の失踪課課長査察を間近に控え、室長の阿比留が忽然と姿を消した!自宅に急行した高城たちだが、私生活を隠す阿比留の失踪の原因は掴めず、その行方は杳としてしれない。同時期、一人の女子大生の捜索願が出された。ストーカーによる拉致も疑われたが、二つの事件を追ううちに意外な接点が判明する。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

306
失踪課室長である阿比留真弓が失踪した?!しかも拳銃を持ち出して?というオープニングにドキドキしながら、一気読み。高城が刑事であることに生き甲斐を見出し、失踪課員がチームとしてまとまった一作。苦境に立たされたときに、しかるべきところから支援の入る高城は、やっぱりそれだけの器なんでしょう。はてさて、真弓の身の振り方は?そして課の行く末は?ますますシリーズ、目が離せなくなってます。2017/07/18

Tsuyoshi

71
シリーズ第5弾。査察を前に姿を消した真弓と女子大生の失踪事案を追ううちに闇に閉ざされていた真弓のプライベートが暴かれていくという衝撃的な展開だった。出世のために家族にも部下にも心を開かない真弓の極端な態度にはどうも腑に落ちなかかっただけに、今後の真弓の変化や失踪課の面々の関係性がどう変わっていくのか楽しみでもある。2018/09/23

ゲバオ

54
「いよいよ管理職らしくなってきましたね」警視庁失踪課・高城賢吾シリーズ5作目。今回はメンバーの一人も失踪。スリリングな展開で面白かったです。ただ、「内部監査は形式的な儀式みたいなもの」とか「警察は身内に甘いから不祥事もごまかせる」的な主人公の発言が釈然としませんでした。世のサラリーマンはみんな監査とかに苦しんでるのに警察はそんなにぬるいのか……苦笑。あと、今回主人公がやってることは間違いなく隠蔽工作。いかんでしょう。あと、前作に続き鳴沢の悪評が出てきた。これはどこかで登場する前触れ?…期待しちゃう2017/03/21

背古巣

53
面白かったです。途中、失踪した二人の関係について、すぐに見当がついて、自己満足しながら読んでいたら、直ぐに明かされてしまって「なんだよーー」でした。堂場さん、これを書くために所長のプライバシーを日秘密にしてきたのだとすれば凄いですね。今回は六条に少し心境の変化がみられたかな。メンバーの一人一人が変わっていくのも興味があります。ちょっとだけど成沢了の話が出たのが嬉しかったです。次回から高城と室長の関係はどうなるのでしょうか。とても心配です。2019/04/19

tu-bo@散歩カメラ修行中

47
室長の失踪。そして彼女の過去・家族関係が明らかになる。失踪課の面々の活躍で室長、娘は無事戻ってくる。しかし明らかになった彼女の過去は、高城を始めとする失踪課のメンバーとの関係にも大きな影響を与えることは、容易に想像できる。「裂壊」というタイトルは、室長と娘の親子関係、失踪課メンバーとの関係を暗示しているように思いました。このシリーズは会話の妙と文体のせいで登場人物が活き活きしておりとても読みやすい。横山秀夫のような深い苦味は無いけれどそれも特徴なのでしょう。次は、波紋 そして遮断。2017/01/14

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