内容説明
仕事はつらく、遊びは楽しいもの?常識を見つめなおし、「私」を起点とした人間関係を育むための問いかけの書。「私の仕事」になやむすべての人に―“ちいさな哲学”者がだれにでもわかる言葉で考える、仕事の哲学。
目次
序論 仕事の哲学を始めるにあたって(仕事と哲学;仕事とは何か;堅気の学問としての仕事の哲学)
第1章 仕事・生活・遊び(仕事はつらいということ;昔と今;遊びはほんとうに面白いか;仕事の面白さと遊びの面白さ)
第2章 私の仕事と自分の仕事(はじめに;自分の体の見直し;ふたたび話合いについて;ふたたび遊びについて)
第3章 常識について(仕事と常識;今日の常識;公と私;私の仕事と自分の仕事;仕事の世界としての公;公と常識)
著者等紹介
福田定良[フクダサダヨシ]
1917年(大正6)、東京に生まれる。40年、法政大学法文学部哲学科卒。44年、海軍の徴用労働者としてハルマヘラ等に渡り、46年帰国。48年に法政大学教員となり、70年に退職。2002年(平成14)年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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