中公文庫<br> 世界の歴史〈27〉自立へ向かうアジア

個数:
  • ポイントキャンペーン

中公文庫
世界の歴史〈27〉自立へ向かうアジア

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月27日 08時58分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 557p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122052055
  • NDC分類 209
  • Cコード C1120

出版社内容情報

反乱、革命、独立への叫び。帝国主義列強の軛から逃れ、二度の世界大戦を経て新しい国づくりに向かうアジアの夜明けを、中国、インドを中心に綴る。

内容説明

反乱、革命、政治抗争、宗教的対立―植民地にこだまする独立への叫び。帝国主義列強の軛から逃れ、二度の世界大戦を経て新しい国づくりへと向かうアジアの夜明け前を、中国、インドの二大大国を中心に綴る。

目次

第1部 戦争と革命の中国(中華民国の成立;戦勝国となった中国;国民革命の展開;南京国民政府の時代;抗日戦争、そして“惨勝”)
第2部 非暴力と自立のインド(南アジアの十九世紀―植民地とは何だろうか;二十世紀のインド―第一次大戦終了まで;ガンディー時代―第一次大戦終了から第二次大戦開始まで;インドから出て行け(クイット・インディア)運動
独立と国民国家の形成)

著者等紹介

狭間直樹[ハザマナオキ]
1937年、兵庫県に生まれる。61年、京都大学文学部東洋史学専攻卒業。66年、同大学大学院文学研究科東洋史学専攻博士課程修了。同大学助手、仏教大学助教授、京都大学人文科学研究所教授を経て、京都産業大学客員教授。京都大学名誉教授、孫文記念館名誉館長。この間、広東省社会科学院孫中山研究所、南京大学等各客員教授。中国近現代史を専攻

長崎暢子[ナガサキノブコ]
1937年、東京都に生まれる。61年、東京大学文学部東洋史学科卒業。博士(文学)。東京大学、龍谷大学名誉教授。現在、龍谷大学研究フェロー。この間、デリー大学、ネルー大学各客員教授。ロンドン大学、ハーバード大学各客員研究員。インド近現代史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coolflat

13
前半は中国(中華民国成立~第二次大戦終結)の歴史。後半はインド(英領インド帝国成立~インド独立)の歴史。201頁。国共内戦における共産党勝利の原因。政権党である国民党の独裁と腐敗、対し、批判勢力である共産党の民主性と清廉、そして第三勢力や民衆の共産党への期待と支持などが挙げられる。とりわけ土地革命により、共産党が下層民衆の確固たる支持を獲得した事はその最も根本的な条件だった。しかしそれらが全て有効に機能しうる前提(民族的覚醒と共産党及びその軍隊)は日中戦争を通じて発展した。戦争が革命を生み出したのである。2017/10/28

KAZOO

10
中国とインドが独立国家としての体裁を整えるまでをかなり詳細に書かれています。この本のいいところはあまり主義主張にこだわらないで、昔の出来事を資料とともに淡々と記述されているのがいいと感じています。ここいらへんになるとイデオロギーの問題が出てくるケースが多々あります。2014/04/04

Mzo

9
暫くお休みしていたシリーズ読破を再開。この本も最初の方を読んだのは2年以上前だったかな…。『中原の虹』の時代で面白く読み始めたと思う。ただ、日中戦争に関する記述は偏向を感じるかな。いまだに議論になる分野なので、まずは丁寧に各種史料を解説して欲しかった。著者の想いを語るのはそれからでしょ。一方、インドの近現代史って知ってるようで知らないので勉強になりました。2015/03/27

kapo54

7
第一次世界大戦あたりの中国とインドの歴史。中国は軍閥混戦の時代で、そこに国民党と共産党が絡むのでとても複雑。インドは経済的な視点や日本の綿工業との関わりなど知らない話が多かった。私はガンディーを尊敬していて、ガンディーは政治的駆け引きを超越した人というイメージを持っていたが、ガンディーといえど、毎回政治的な判断を迫られて計算や妥協で動く部分もあるのだなと思った。それでも、非暴力で世の中を動かしたことは本当に偉大だと思う(非暴力なだけで、世の中を変えられない人なら他にもいる)。2017/10/25

可兒

4
研究室にあったので。当時の状況を資料を使って中国・インド側から詳しく描きてくれているところはさすが。しかし日本の話になると表現がきつくなるのは、もはや仕方のないことなのだろうか2016/01/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/250144
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。