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内容説明
親友の死後、一之黒亜梨子に取り憑いた銀色のモルフォチョウ。傍で舞う虫と摩理を重ね、居候の大助と過ごすのも悪くないと思っていた日々。だが亜梨子を“虫憑き”認定するため、特環が監査員“かなかな”を学園に送りこんできた。虫憑きになると同級生との平和な日には戻れない。迷う亜梨子を嘲笑うように“虫”、いや死んだはずの摩理と亜梨子が同化し始め!?天使と悪魔の狭間で震える、最高で最悪のガール・ミーツ・ガール第5弾。
著者等紹介
岩井恭平[イワイキョウヘイ]
1979年生まれ。某大学理工学部卒業。茨城県水戸市在住。第6回角川学園小説大賞にて優秀賞を受賞。『消閑の挑戦者 パーフェクト・キング』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
run
7
いろんな人の過去が垣間見られて嬉しい。大助が可愛かったりカッコ良かったり…相手によっていろんな顔を見せるのね。2014/06/19
まろりん
3
摩理と亜梨子の性格の違いがすさまじい。特にラストの亜梨子はあまりにも亜梨子でなんか笑ってしまったw大助さん大丈夫かなwふゆほたるさんヒロインの座も心配されているようだけど亜梨子に言われて動揺してるし、いつも互いに心の奥底にある存在という気がするね。摩理はいままであまり出番がなかったから今回語られて良かったと同時に物語の核心にも少し切り込みましたね。配達人の話も良かった。というかムシウタはいつも新しいキャラの短編が最初は…だったのが読んでいくうちに面白くなるのはとても良い。2015/07/25
あわうみ
3
最後の話がずっしりときてとても良かったです。日常(?)を送りながら少しずつ核心に近づいているので、続きが気になります。 あと、本編でかなりの重要人物となっているCの登場がここであったんですね。大助への好感度が高い理由にようやく納得がいきました。2014/04/13
鑑真@本の虫
2
愛理衣(C)登場。厄神やあさぎなどの過去話も見れて、なかなか満足だった。また、普段は悪者役な摩理の苦悩も描かれ、bugシリーズの行く末が気になる一冊だった。2012/07/30
りべちん
2
★★★★☆ 長編の過去を描く短編シリーズ第5弾。この頃はまだ大助に人間らしさがあるので感情移入しやすい。花城摩理のエピソードが悲しくも前向きに締められ良かった。2012/02/20
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