出版社内容情報
ヨーロッパ社会が形成された中世は暗黒時代ではなかった。民族大移動、権威をたかめるキリスト教、そして十字軍遠征、百年戦争と、千年の歴史を活写。
内容説明
ヨーロッパ社会が形成された中世は暗黒なだけの時代ではなかった。ゲルマン民族の大移動、権威をたかめるキリスト教、華やかな宮廷文化と祈りにみちた農村生活、そして十字軍遠征、百年戦争と、千年の歴史を活写する。
目次
地中海のほとりで
ゲルマン人の国家と政治
転換期の心性と日常生活
初期の経済と社会
文人たちの肖像―ことばと政治
新たな勢力と社会のしくみ
森と獣と土塊の物語
封建制下の騎士と農民
キリスト教世界の展開
都市の革新
水と細菌と炎の物語
国民国家の懐胎
著者等紹介
佐藤彰一[サトウショウイチ]
1945年、山形県に生まれる。68年、中央大学法学部法律学科卒業。76年、早稲田大学大学院西洋史学専攻、博士課程修了。日本学術振興会奨励研究員。愛知大学助教授、名古屋大学助教授を経て、名古屋大学大学院文学研究科教授、博士(文学)。専攻は西洋中世史。研究テーマは、フランスを中心とする中世初期の国制と社会
池上俊一[イケガミシュンイチ]
1956年、愛知県に生まれる。79年、東京大学文学部卒業。81年、同大学大学院人文科学研究科修士課程修了。横浜国立大学教育学部助教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻はフランスとイタリアを中心とするヨーロッパ中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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桜子
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KAZOO
CAESAR_YOKOHAMA