出版社内容情報
モダンデザイン、バウハウス、職業としてのデザインなど――社会におけるデザインの役割を「『生』の全体性としての生活世界の形成」とする評論集。〈解説〉原 研哉
内容説明
モダン・デザインの発生から、バウハウス再考、職業としてのデザインなど、社会におけるデザインの役割を「“生”の全体性としての生活世界の形成」と位置づける、刺激的な評論集。
目次
かたちの誕生―身振りといのち
椅子の夢想・夢想の椅子
モダン・デザイン―その西欧文化としての思想の背景
バウハウス―“生”の全体性への問い
原記号としての色と形―ゲーテと近代造形思考との関連から
パフォーマンスの原像―形態形成における負の記号をめぐって
文字をうつ(映・写・移)す文字―近代芸術の革命をめぐって
職業としてのデザイン―「基礎デザイン学」というプロジェクト
デザインの意味の転換と形成―基礎デザイン学からの提唱
むかいしゅうたろうのコンクレーテ・ポエジー(マックス・ビル)
言葉と造形の間―思考と表象の私的空間をめぐって(向井/周太郎)
向井周太郎についての脚注(オイゲン・ゴムリンガー)
著者等紹介
向井周太郎[ムカイシュウタロウ]
1932年生まれ。インダストリアル・デザイナー。早稲田大学商学部卒業後、ドイツ・ウルム造形大学でデザインを専攻。同大学およびハノーヴァー大学インダストリアル・デザイン研究所のフェローなどを経て、武蔵野美術大学に基礎デザイン学科を設立し、新しいタイプの人材の育成とデザイン学の形成に力を注ぐ。現在、武蔵野美術大学名誉教授、日本大学大学院客員教授、国際デザイン研究評議会(BIRD)委員、基礎デザイン学会会長、日本記号学会理事等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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May
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