出版社内容情報
オンナの現実胸に秘め、懲りないアガワが今日も行く――。そんなこともあんなことも、包み隠さず書きましょうぞ。読めば吹きだす痛快無比の「ごめんあそばせ」エッセイ。
内容説明
喜喜怒楽楽、ときどき哀。オンナの現実胸に秘め、懲りないアガワが今日も行く―!私はここまでひどくない、とあなたの心が軽くなる!?読めば吹き出す痛快無比の「ごめんあそばせ」エッセイ。
目次
友人改造計画
空耳アワワ
アニサキスは突然に
まじなハナシ
下着の目覚め
にせ無口
人の振り見て
痛い目
百合歩き
考えるハダカ〔ほか〕
著者等紹介
阿川佐和子[アガワサワコ]
1953年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒。報道番組のキャスターを務める傍らエッセイや小説を執筆。99年、檀ふみとの往復エッセイ『ああ言えばこう食う』で第一五回講談社エッセイ賞、2000年、『ウメコ』で第一五回坪田譲治文学賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
32
相変わらず、「寄る年波に〜」から始まるような自虐ネタが多い。あとがきには「オバサンとアンチエイジングをテーマで書いた」とあるので、それも当然なのだろうが、どのエッセイも定型フォーマットのような造りで、やや食傷。2018/12/26
tu-bo@散歩カメラ修行中
22
単身赴任先から自宅への移動用に購入しました。附箋の数 5。2003ねんに上梓された本です。価格の価値はありました。この本を読んでいて考えました。私は、本は、料理につながると考えています。文体って作家さん固有のものがあり、料理で言えば出汁に通じるような気がします。<(_ _)>2015/03/29
chatnoir
19
婦人雑誌で発表されたエッセイの2冊目。一冊目は『トゲトゲの気持ち』何も書くことが無い~~と懊悩した矢先、アニサキスという寄生虫に助けられる(笑)話が面白かった。本当に痛いんだね。 強い道徳観を持ち、他人の様子を腹を立てながら眺め、でも、自分もやっちゃった...みたいな話もあるあるで面白かった。つくづくチャーミングな人だと思う。この人のエッセイは全部面白かった。2019/05/23
米太郎
18
・阿川さんのエッセイ読むの何冊目だろうか?何冊読んでも面白い。またシクラメンの話してる。とかまた食い意地張ってるとか思いつつ読了。2023/12/16
朱音
11
なんということはないのだけれど、さらさらと読めてしまう読み心地はなかなか良いのです。阿川さんは何を書いてもどこか品がいい感じがするのがよい。やはりお育ちがいい、という感じでしょうか。2010/09/27