出版社内容情報
元高校教師の真田とその教え子たちで結成された長野の同窓グループ〈六連銭〉の七人は、遊びに来ていた神奈川県油壺の海岸で投身自殺を図った財閥令嬢を救出するが……。
内容説明
元高校教師の真田とその教え子たちで結成された長野の同窓グループ“六連銭”の七人は、遊びに来ていた神奈川県の海岸で投身自殺を図った財閥令嬢を救出する。ところが金に目が眩んだ彼らは、彼女を人質に身代金を要求することに…。奇抜なトリックを駆使した異色のミステリー。
著者等紹介
斎藤栄[サイトウサカエ]
1933年東京生まれ。東京大学法学部卒業。横浜市役所勤務中の1966年『殺人の棋譜』で第十二回江戸川乱歩賞を受賞。以来、占術ミステリの“タロット日美子”シリーズ、社会派推理の“魔法陣”シリーズ、トラベル・ミステリの“江戸川警部”シリーズ、警察庁特捜班の“小早川警視正”シリーズなどで多くの読者を魅了し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はんく
2
二部構成になったミステリ。前編は誘拐ミステリとなっていて自殺を図った女性を偶然助けたグループが誘拐犯に転ずる過程から巧みに身代金奪取の計画を立てていくあたりの筆裁きはグループ内の微妙な温度差も感じさせながらも巧妙かつ大胆で面白い。やがて誘拐犯のひとりが殺されグループに疑心暗鬼と身代金奪取への執念が絡み合うがまたひとりまたひとりと殺されるうちに幽霊になった被害者のひとりが犯人捜しを始めるというと有栖川有栖「幽霊刑事」に先鞭を付けてるとも言えなくもないがその後編が足早に過ぎて、また幽霊ならではの解決もなく残念2018/03/21
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