出版社内容情報
イタリアを代表する、オペラ王ヴェルディ! パリを舞台とした華麗で繊細な若き男女の甘く切ない愛! 他に「アイーダ」「リゴレット」「マクベス」を収録。
内容説明
愛さえあれば―それが私のすべて。高級娼婦ヴィオレッタの悲恋
著者等紹介
里中満智子[サトナカマチコ]
1948年、大阪市生まれ。64年『ピアの肖像』により第1回講談社新人まんが賞を受賞し、16歳でデビュー。翌年、単身上京、漫画家生活に専念する。74年『あした輝く』などにより第5回講談社出版文化賞児童まんが部門賞、82年『狩人の星座』により第6回講談社漫画賞を受賞。近年はエッセイも手がける。漫画家協会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Monsieur M.
4
先日、久しぶりにオペラを観た。「椿姫」だった。娘に「どんなお話?」と聞かれ、「うーん……、悲しい恋のお話、かな?」としか答えられず、「ふーん」と言われて終わった。それで、娘に読ませてあげようと思い、この本を買った。ほかに「アイーダ」、「リゴレット」と「マクベス」も収録されているためそれぞれ短くまとめられているが、大まかな筋はつかめる。2017/01/21
ユウユウ
3
星3。里中さんの絵で美しくわかりやすくオペラのあらすじがわかる。それにしてもヴェルディオペラの悲劇っぷりのひどさといったら。今回、リゴレットの「女心の歌」がまさかのヒロインジルダが死んだ後に公爵が歌いあげていることを知り、「あんまりだ」と。歌が快活すぎてそんな酷い場面だなんて気づかないぞ。2023/09/12
ばーぜる
3
分かりやすくてよかったです。2013/05/05
ももんが
2
パヴァロッティがラダメス役をやってるアイーダを観ましたが、アイーダ役も王女役も熟女で・・・・実際のオペラと里中さんのマンガの登場人物とのあまりの外見の違いに思わず笑ってしまいました。こんな美男美女なら話がしっくりきますね。毎回ほんとに美しい絵でわかりやすくストーリーが描かれていて感心します。オペラ初心者の私には大変ありがたいです。読んだものは是非DVDや劇場で観てみたいと思います。リゴレットは子を持つ親として特に悲しかったので是非観てみたいです。2011/07/06
blacktea
1
オペラって、筋だけ取り出すとほんとに大雑把。音楽の偉大さが身にしみますね。予習用にあらすじと舞台進行の流れを抑えるために読むならとてもいい本だと思います。ハイライトでもいいからCDも聞いておけばなお良し。この4編、実際に観たことがあるのは「椿姫」と「アイーダ」。アムネリスが好きです。解説の「ヴェルディは低い声域の脇役に力を入れた」という一節になるほどと納得。「リゴレット」は買ったっきり観てないDVDがあったなあ。こんな話だったのか。面白そうじゃん。2015/09/24




