感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
i-miya
61
2014.02.02(02/02)(再読)古畑種基著。 02/01 (あとがき) 法医学は公安を守るための科学であるが、また人権を擁護する唯一の科学といってもいい。 罪なくして有罪判決出ぬよう、また無実の罪で刑務所に入っている人を救う。 わが国、法医学開祖は、片山国嘉先生であった。 三田定則先生。 片山-明治天皇のお声があかり、M17.08、ドイツ、オーストリア留学、ウィーン大学ホフマン教授から法医学、ドイツ、チーエン教授に精神医学をまなんだ。 2014/02/02
gtn
21
見た目や死に至るまでの時間の短さを根拠に、絞首刑は残酷ではないと結論づける著者。しかし、当然ながら生命の苦悶まで窺い知れるわけがない。なお、著者は死刑に値するような犯罪の根絶を「祈っている」らしいが、著者自身、いくら祈念しても無くならないことは分かっているはず。2020/06/22
美紗季あや
14
思い出の一冊(表紙は違うけどね)。読んだ時期は思春期真っ盛りの時期、あこがれの同級生の音の子が読んだって言っていたので、こっそり読んだのよね~。内容は遺体の分析結果を書き綴っていたり、例えば銃創の具合とかね、まぁ~そういう内容。2020/02/27
i-miya
9
民衆が法医学の知識を持つ必要がある。 絞首刑は残虐か? (解説=三木敏幸) 日常社会に起こる犯罪事件の解決に寄与すること。基礎研究者としての古畑先生、その姿。 帝銀事件。 実にするどい直観力。 中毒学。 原著、論文にあたる。 ◎毒と毒殺物語。 密かに相手を殺したい、だが体力では負ける。
mawaji
4
義父の書庫より手にとりました。たぶん学生時代に法医学の講義を受けていた頃に読んだことがあったかと思われます。クラフト=エビングは性の精神病理の大家だったことにいまさら気づかされました。イタリア語で麗しのベラドンナでもドイツ語ではきちがいなすびになってしまうというのもちょっとわかるような気もシマス。先日読んだ「どろぼうがっこう」の「くまさかとらえもんせんせい」は大盗賊熊坂長範が由来だったもよう。首つりの容体における性的快美感の問題ではバンコクのホテルで客死したデビッド・キャラダインを思い出してしまいました。2020/08/08
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