内容説明
社会保障年金と雇用主提供年金の二層構造として提供されてきたアメリカの年金システム。自由の理念と自助の規範を原則とするその年金システムの特質と形成・発展プロセスを分析する。
目次
序章 アメリカ・モデルの実像
第1章 年金システムの構造
第2章 「福祉資本主義」モデルとその問題
第3章 社会保障年金による基礎的保障
第4章 企業年金における受給権保護
第5章 社会保障年金の「危機」と調整
第6章 企業年金の再構築
終章 アメリカ的理念の構造と評価
著者等紹介
吉田健三[ヨシダケンゾウ]
松山大学経済学部准教授。1975年生まれ。2003年京都大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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