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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
12
最終巻。悲しくて涙出そうでした。ストーリー展開が上手すぎて引き込まれました。 滝が、戦争とは何なんだ、戦闘機を下りれば肩を叩きあいながら仲良く語ることが出来る者同士がひとたび空戦になれば憎み合い、殺し合う人生なんて早く終えて、戦争が終わったら先生になろう、家族と一緒に過ごそうと、将来に前向きになっていた時だったのに。やっぱり滝は軍人なんだなと思いました。 ずっと違うと思っていたが最初から登場していた菅野大尉、やっぱり菅野直大尉?だとしたらあまりに活躍が少ない・・・。坂井三郎中尉の登場は嬉しかったです。2014/11/27
おおかみ
6
全編を通して印象的なのは、誰もが等しく悲しみを背負い、等しく残酷な結末を迎える姿である。日本兵も米兵もそこにはない。滝は問う。「戦争ってなんだ?なんのために戦争をやるんだ?」――それはとりもなおさず、作者本人の疑問である。満州から引き揚げる際に中国人に命を救われた経験があるという。多くの命が失われていく中、それでも見つけた希望。異なる他者への憎しみが表面化する今だからこそ読み継がれたい名作である。2025/07/10
わたなべ
2
思っていた以上に内容が濃い作品でした。2018/04/07
Daigo Shima
1
1963年から1965年まで週刊少年マガジンにて連載。2014/02/27
haruno
1
ほとんど戦闘機乗りのスポコンものの展開でしたが、最後は、戦争の悲しさが余韻で残ります。2012/10/13
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