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出版社内容情報
泥眼の面をつけた夫人の莫大な遺産を狙い、妖子をはじめ甥や姪たちが一堂に会した。妖子は自分の手を汚さずに夫人の息の根を止めようと画策する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
空のかなた
17
全2巻。唐突に終わったのが心残りだけれど、とても面白かった。他人の尽きない欲望や、我欲の高まりを目の前に、簡単に犠牲になる妖子ではない。自分の身は自分で守る、私は悪魔とのキマイラかもしれないけれど、生きていく権利はあると自分に言い聞かせるように覚悟を決めていく妖子はますます妖しく美しくなっていく。これを演じることができる女優は果たしているのかどうか、思い浮かばない。2023/08/24
とば
3
池田理代子の絵は完成されていて安心して読める。でも、ストーリー的には、これ完結してない?2008/11/29
くう
2
死刑囚津本トキは自らが起こした火事により富豪夫人の入院してる病院に転院成功。自分の子とその富豪夫妻の子供をすり替える。性別同じで無かったらどうする気だつたのか?適当な他人の子供とすり替えたのか? 育ての親が度クズ!あんなに可愛いがってたのに 殺そうって?信じられない…
hgstrm2
2
話がとても良くできていて、非常に面白い。でも、妖子が背負ったものは何も決着しないまま、唐突に終了。未完?これでは、内容的に「悪魔の花嫁」となんら変わらないのでは… 親子愛、正義、宿命、といったテーマを提示しておきながら、その後の展開はかなり中途半端。もっと突き詰めて欲しかったかな。まあ面白いことは間違いないけど。2014/11/19
anko
2
小さい頃読んだ記憶があり、タイトルもわからなかったけどどうしても読みたくなりやっと見つけだしました。懐かしく、記憶にないところもあり楽しく読みました。悪魔の花嫁に雰囲気似てるなぁと思ったら原作同じ方でしたね!しかしこれもっと続きそうなラストで消化不良(´・ω・`)2010/06/16
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