出版社内容情報
数々のメニューを考案、技法を体系化し、近代フランス料理の父と呼ばれるに至るまでの軌跡が自身の言葉で語られる。
内容説明
数々の名物料理を考案し、フランス料理の基礎を確立した大料理長。女優サラ・ベルナール、英国王エドワード七世などセレヴとの交流など華やかな人生の一方で、捕虜生活中の苦心のメニュー立案、貧困を打破する策を提言するなど、知られざる素顔が明らかに。普仏戦争、ベル・エポック、第一次大戦と激動の世相を反映した逸話は、国際人としての見識に貫かれ「いかなる時代にも料理人はどうあるべきか」というエスプリに溢れている。
著者等紹介
エスコフィエ,オーギュスト[エスコフィエ,オーギュスト][Escoffier,Auguste]
1846年~1935年。1865年パリの「プティ・ムーラン・ルージュ」に入るが、普仏戦争で捕虜となる。1871年に復帰、女優サラ・ベルナール、英国王エドワード七世などから絶賛される。メルランのスフレポンパドゥール風、若鶏の胸肉ジョルジュ・サンド風などを考案、近代フランス料理の基礎を確立した。モンテカルロ「グランドオテル」、ロンドン「サヴォイ・ホテル」、パリ「オテル・リッツ」で活躍、華やかなベル・エポックを担った
大木吉甫[オオキヨシスケ]
東京帝国大学文学部フランス文学科卒業。東京学芸大学名誉教授。日本工業大学理事・名誉教授。1971~1972年、文部省在外研究員としてパリ在住。1995年、フランス政府より学術教育功労勲章シュヴァリエ章受章。2004年同オフィシエ章受章、日本政府より瑞宝中綬章受章。フランス語フランス文学会会員、キュルノンスキー友の会会員、エスコフィエ弟子の会会員。フランス料理アカデミー会員
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