中公文庫<br> かぶき讃

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中公文庫
かぶき讃

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  • サイズ 文庫判/ページ数 418p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122044616
  • NDC分類 774.04
  • Cコード C1195

出版社内容情報

「役者の一生」など芝居についての論考をまとめたもの。折口信夫芸能史の中核に当たるものであると同時に、著者の芸能に対する心情が伝わってくる作品集。

内容説明

「なまめける歌舞妓びとすらころされて、いよゝ敗れし悔いぞ身に沁む」(昭和二一年)と詠んだ折口信夫は、戦中から戦後、歌舞伎について度々論ずるようになる。防空壕の中で死んだ中村魁車、上方歌舞伎の美の結晶実川延若、そして六代目尾上菊五郎。役者論を軸に、豊穣な知とするどい感性で生き生きと描く独特な劇評集。

目次

歌舞妓芝居後ありや
役者の一生
市村羽左衛門論
実川延若讃
街衢の戦死者―中村魁車を誄す
戞々たり車上の優人
日本の女形―三代目中村梅玉論
宗十郎を悼む
実悪役者を望む
菊五郎の科学性〔ほか〕

著者等紹介

折口信夫[オリクチシノブ]
明治20年(1887)、大阪木津に生まれる。天王寺中学を経て国学院大学卒業。のち国学院大学教授、慶応義塾大学教授。昭和23年、日本学術会議会員に選ばれた。古代研究に基を置いた学問の領域は広く、国文学、民俗学、国語学、宗教学、芸能史にわたって独自の学風を築いた。昭和28年9月没。没後、全集にまとめられた業績により芸術院恩賜賞を受賞
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