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中公文庫
西の善き魔女〈2〉秘密の花園

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784122044609
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C1193

出版社内容情報

異端とされる天文学の研究に固執する幼なじみのルーンを護るため、ルアルゴー伯爵と契約を交わしたフィリエルは修道院付属女学校に送り込まれた。孤軍奮闘する彼女の前に現れたのは。

内容説明

幼なじみのルーンの安全を守るため、フィリエルは、伯爵と女王候補アデイルに力を貸すことを約束。貴族の娘としてふるまうのに必要な教育を受けるべく、修道院附属学校に入学する。しかし平和に見えた学園は、乙女たちの陰謀が渦巻く場所。フィリエルは初日から生徒会の手荒い歓迎を受けることに…。胸躍る長篇ファンタジー第二巻。

著者等紹介

荻原規子[オギワラノリコ]
1959年東京生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。『空色勾玉』でデビュー、日本児童文学者協会新人賞を受賞。著書に、勾玉三部作となる『白鳥異伝』『薄紅天女』(赤い鳥文学賞受賞)のほか、『これは王国のかぎ』(産経児童出版文化賞受賞)、『樹上のゆりかご』がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けい

66
今作は舞台を全寮制の女学校に移し、フィリエルの活躍を描きます。ストーリー展開、舞台設定ともにあえての直球勝負。わかっているのにワクワク、ドキドキしながら読まされてしまいました。結末も予想はついているのだけれど、それでも楽しめるのは荻原さんの筆力のなせるワザでしょうか。2014/02/01

りょうこ

55
今回の舞台は女子校。怖かったですね〜(笑)情景描写がとても上手なので全てが目に浮かぶ様です。ドタバタと大変面白かったです!アデイル...面白過ぎ(^-^)/2011/11/28

まつこ

54
舞台は全寮制の女学校へ。主人公フィリエルは新参者として初めは総スカンをくらうものの、アデイルのもたせてくれた小説と思わぬ助っ人2人の登場で立場逆転。流れはまさに王道パターン。色んな物語のいい所取り。女王国家の授業では色仕掛けまで学んだり、ベル〇らを思い起こす演劇など女学校ならではの面白さ。幼なじみルーンとの恋の駆け引き(?)も始まり胸キュン要素も。ただそれだけではなく女学校の裏では政治が絡み合い、敵は一つではないのかはたまた味方に見える敵なのか。女王候補アデイルのお迎えからが3巻への期待が高まります。2016/10/01

たるき( ´ ▽ ` )ノ

53
うーん・・・ちょっと怖かった(笑) 女同士ってえげつないなあ。百合要素、私はあまり得意ではないな。先が気になるので、がんがん読もう!2019/01/04

七色一味

39
読破。(。ŏ_ŏ)ンールーンのキャラが、RDGの相楽深行に被って見える。正直、あまり好きなタイプではない。秘密めかしてて、でも秘密があるのは隠さなくて、絶対触れさせない。自身がありそうに見えて、実はあまり筋が通ってなかったり。ツンデレきゃらっぽいんだけど、煮え切らない感じ。中途半端なんだよな。…なるほど、そう思ってたのか(笑)2018/03/21

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